個人山行:小野沢&開作峡_沢登り


上田(大)

小野沢&開作峡 沢登り

2022年5月21日(土) 上田、西村

今週は粟野川水系で行けていない下関市にある小野沢と開作峡の2つをまとめて行くという自主トレにした。

 

小野沢(左)と開作峡(右)

<行動記録>

先ずは濡れる可能性の少ない小野沢から。前情報では林道歩きが長く暑いということであったが、確かにそうである。林道はその昔、車が通った形跡はあるが、現在は倒木やら土砂崩れでとても通れる状況ではない。なので、長い道のりをウエットスーツで歩くことになる。こういう時にワンピースのウエットスーツは大変ですね。

しばらく林道歩き

10:30装備を準備し駐車場を出発、延々と歩き11:30入渓地点の堰堤到着、そこから入渓ししばらくゴーロを歩く。水量が少ないせいかどれがカウント対象のFかF9まで確信が持てなかった。「おそらくこれがF4、これがF7・・・」といった具合である。

水量が少ないのでこんな感じ

水量が少ないのでF9も含めてF10まで全て直登し、12:30三味線の滝(F11)到着、一番簡単な左側を登って、小野沢終了。

三味線の滝(左)

なんと三味線の滝の上にも炭焼き窯の跡があり踏み跡を探すのに役に立った。この窯を使っている時代はどんなだったろうと想像しながら沢を下る。

三味線の滝の上にある大きな炭焼き窯跡

14:15駐車場着、ほぼ濡れていないのでそのまま車に乗り込み開作峡へ移動。

14:45開作峡の1つ目の堰堤に車を停める。開作峡への車道も落石や雑草で道が悪い。

1つめの堰堤、ここまで車で来ることができた

登ってみてわかったことだが、聖書では堰堤が2つしか書かれていないが、今は4つ堰堤がある。1つ目と4つ目が聖書に記載されていない堰堤だと思われる。迷いながらも2つ目の堰堤から入渓し、F1と思われる滝を通過、3つ目の堰堤を超えてF2と思われる滝を通過後に比較的新しい4つ目の堰堤が出てくる。

比較的新しい4つめの堰堤

4つ目の堰堤を過ぎるとヒューム管が出てきて少し安心した。

目印となるヒューム管

ヒューム管をくぐり抜け(くぐらなくても良いのだが・・・)、F3~F9までを登る。小野沢よりは釜になった部分の水深が深く、下半身まで浸かりながら進むがずっと水に浸かっているとさすがに足が冷える。

釜は腰まで浸かる

適度に水から足を出しながらF9までを通過し、踏み跡が右側~左側へ交差する場所で16:40遡行終了とする。

直登できる滝が多いので楽しい

右左と交差する踏み跡を注意深く探しながら17:40駐車場まで戻る。この沢も炭焼き窯の跡が多く、先人たちが切り開いた踏み跡をありがたく使わせてもらった。

粟野川水系の沢は水が綺麗で岩が滑らないので個人的に好きな沢が多い。水量が多くても楽しめる可能性もあり、またいつか来ることはあるだろう。

<コースタイム>

(小野沢)

10:30 車止め → 11:30 入渓(堰堤) → 12:30 三味線の滝 → 14:15 車止め

(開作峡)

14:45 車止め → 15:00 入渓(2つ目の堰堤) → 16:40 出渓 → 17:40 車止め

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