個人山行・陀峯山


吉岡 好英

参加者:小泓、児島、亀井

スキーシーズンが終わり、これからは歩きに切り替えで、東能美島の陀峯山の計画を立て、高齢者4名で江田島市の陀峯山へ行ってきました。
2024年1月中旬、陀峯山付近は火事となり240ヘクタールを焼失し5日目で鎮火した。
8時、児島くん、亀井さん両名を乗せ、美鈴が丘へ小泓さんを迎えに行く。一般道を走り、倉橋島から早瀬大橋を渡ってビーチ長浜へ。道路の広い場所に駐車して道路を歩いて石切場跡に向かう。一作年、尾根の取り付きにある深い溝に歩み板を渡し、稜線までロープを張ったが無くなっていた。   元気な二人は1mくらいの溝を跳び越えたが、安全を考え道路から尾根に取り付く。花崗岩が風化した尾根は滑りやすい。しばらく登ると大きな岩が立ちはだかる。

初めて来たときはルートを間違え、ここで時間を費やす。右側のブッシュの間を抜けると難なく上がることが出来る。右側(東側)の追ノ浦渓谷を挟んで下山に使う天狗岩の岩稜がよく見える。岩稜を登り切り、樹林帯を登って行くと、やがて車道に出る。初めて来た時は車道を歩いて頂上へ行ったが、そのときショートカットコースがあることを確認していたので、今回はショートカットコースを4回歩いた。残り1回は頂上駐車場へ続くが、元気な二人は利用。
頂上展望台には東屋があり、少し下に星空観測?のための建物とトイレもある。周辺は整備されており、建物裏にはテーブル、ベンチも設置されている。ここからは大黒神島や岩国沖の甲島(県境)などが見える。ここで昼食と食後のコーヒーでノンビリする。

陀峯山頂上は車で訪れることが出来るが、道路標識の案内通りに行く大原からの道は狭いので大きい車は困難である。標識は無いが、早瀬大橋から約1.5km地点から入る方が良い。
下山は陀峯山の石碑がある左の広い登山道から下る。このショートカット道を含め5回のショートカット道から車道に出た後は道路歩きとなる。展望ポイントは道路から150mくらい下がったところにあり、道は整備されている。小泓、児島両名だけが行く。入り口で待つ間、二人の写真を空撮する。

  

帰ってくるのを待ってさらに車道を下っていき、天狗岩の案内板を確認しながら道路を歩く。以前、陀峯山に来たとき、見たことのない建物が見えてきた。ここで下山道を通り過ぎたことに気づく。天狗岩の案内板からだった。車道から少し下ると広い岩盤の先に天狗岩がある。眼下に広がる早瀬瀬戸や倉橋島の火山などが見える。岩稜をしばらく下ると、やがて樹林帯に入る。ところどころ鎖が張られている。登山道を下りきるとビーチ長浜の看板がある車道に出る。駐車しているところは近い。
陀峯山は438mと低いが、海の見える岩稜歩きがいい。今回歩いたコース、火事の形跡は見られなかったが、さらに西の尾根は焼け焦げているのが確認できた。桜を期待していたが、まだ少し早かったようだ。

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