個人山行:豊北峡_沢登り


上田(大)

2022年5月14日(土) 上田、西村

金曜まで雨が続いたので水量が多くても行けそうで、且つ濡れない沢で自主トレとした。今回は下関市豊北町にある豊北峡をチョイス。

<行動記録>

山口市内から下道で約2時間弱。粟野川河川公園から蓋の井川沿いの林道を上流へ向かっていく。ダム湖を通り過ぎ、googleマップで豊北峡と記されている位置へ車を停めて装備を準備。(林道の状況が良ければもっと奥まで走っても良さそう)

適当に入渓しゴーロを歩くが20分以上歩き続けてもゴーロである。横に林道もあるし、「なんか違う感じがする」と出渓し、しばらく林道を歩いてみる。

 

 

最初の入渓地点、水は綺麗

予想以上さらに20分程度林道を歩き、聖書に書かれた入渓地点に到着。「2本の支流を見て」の意味がわかった。

やっと本当の入渓地点

入渓からほどなくしてF1が現れる。そのあとはよく覚えていないが、ボルダーチックな岩が続き、結構歩いた後にC/SのF6に出くわす。かれこれ車を出てから1時間半も経過している。F6は左側の水が流れていない場所を通過する。

F6は左側を濡れないように通過

このあたりからゴルジュ地形になり、ボスのF8が現れる。今回は濡れたくないのであっさりと右岸を高巻く。

F8はパス、右岸側を高巻く

F9以降は簡単な滝が連続し、西村さんが喜んで進んで行く。

9以降も小滝が連続し面白い

F14を過ぎたかどうか不明であるが、沢は涸沢になり傾斜がかなり急になってくる。風車の音も聞こえだし、風車を建設するときにできた道路もあと少しだと思われるが、道路に出るまでがあまりに急傾斜のガレ場で核心となった。

上にガードレールが見えてるけど、急登&浮き石多過ぎ

道路に出てからは未踏の白滝山を目指す。登山道の案内看板などは出ていないので、地図を見ながらアスファルトを歩いていき、途中から山道に入る。(風車用の道路ができたため登山道がわかりづらい)

登山道を探しなら道路を彷徨う

落葉で滑る山道を10分程度歩き、白滝山山頂へ到着。そして期待した角島の眺望はゼロであった(゚д゚)!。昔は角島がよく見えたらしいが、現在は樹木に覆われ周囲を見ることはできない状況であった、残念。

白滝山山頂、眺望はゼロ~

下降は踏み跡を下るとあるが、あまりの急登と落石の危険性より戦意喪失。風車用の道路を利用し高度を下げて、途中から沢(入渓ポイント付近)に戻る作戦にした。沢靴をすり減らさないように傾斜の緩い道路を下り、予定通り途中から沢へ下りた。道路からの沢への下り口には踏み跡らしきものが見て取れ「同じことを考えている奴もおるな」と笑った。

風車を眺めながら道路を下る

落石に注意しながら沢まで下り、あとは林道をひたすら歩いた。

歩きの長い沢だった印象があるが、水は綺麗だったし、白滝山付近が急峻な地形であることもわかった。この付近にはあと2つ行ってない沢があるので、山口市に住んでいる間に制覇したい。

<コースタイム>

11:55 車止め → 12:40 入渓 → 15:20 白滝山 → 17:20 車止め

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