個人山行:佐伯町の奥山で薮歩きー板敷山~青笹山~焼山


亀井且博

日時:2020年11月25日(水)晴れのち曇り

山域:廿日市市佐伯町七瀬川源流域(板敷山1,070.9m、青笹山1,021.5m、焼山1,017m)

形態:縦走

メンバー:亀井、八幡Dr.(JAC広島)ファミリー(3名)

<行動記録>

マムシが出なくなって薮山歩きの季節になった。 廿日市市佐伯町所山の七瀬川源流域の青笹山や板敷山は1,000mを越える山だけど、国土地理院の地図に山名の記載がないためか、登山者が少なくマイナーな山である。登山道と言えるしっかりとした道は無く、薮歩きになるけれど、静かな山行ができる面白い山である。

青笹山直下からの眺めー女鹿平山、沼長トロ山

それぞれには登ったことはあるけど、両方の山を結んだことが無かったので、尾根続きの焼山も含めて3山の縦走に出かけた。主稜線は薮山で、しっかりとした踏み跡がある場所もあるが、所々はっきりしない場所もあり迷いやすい箇所がある。

登山口の手書きの標識

県道からの登山口と頂上には標識があるが、それ以外にはまったく標識は無い。山歩きに慣れた人ならば、古いけれど赤テープもあって、地図を読んでルートファインディングをしっかりとすれば大丈夫だ。さらにGPSがあれば安心で、迷うことは無いだろう。

青笹山頂上

稜線上のナラの樹上にはクマ棚もあり、笹の中にはクマの寝床も見かけた。西中国山地の一画なので当然ではあるが熊の生息領域である。

クマの寝床

紅葉がとっくに終わった冬枯れの山で、木の間から見えるいろいろな眺めを目新しく感じながら、天気予報通りの晴れて暖かい中を気持ち良く歩いた。

<歩行距離>

7.8㎞

<コースタイム>

板敷山登山口9:45~10:30主稜線828.9m~11:50板敷山頂上~12:20青笹山・焼山分岐~12:40青笹林道~13:00青笹山~13:05頂上下鉄塔(昼食)14:00~14:15青笹林道~14:45青笹山・焼山分岐~15:15焼山~16:00焼山峠

<コース図>

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