江田島(クマン岳~古鷹山)


三谷

江田島(クマン岳~古鷹山)
参加者:吉村、元廣、島本、桑田
<行動記録>
島しょの山シリーズ。今回は江田島のクマン岳から古鷹山までを縦走した。
宇品港集合とし、8時過ぎの切串行きのフェリーに乗る。寒空に輝く光芒がきれいだった。約30分で切串港に到着。
「クマン岳」の標識に導かれて切串集落へと入って行く。しばらく静かな民家の間を歩いてると、クマン岳の登山口に突き当たる。
瀬戸内海沿岸でよく見られる松などのクリやクヌギなどの雑木林の脇を歩く。しばらく急な坂を登ると、突然展望が開ける。短時間でこれほど登ってきたのかと思うくらい、眼下に小さな街と瀬戸内の海が広がる。いくつかの見晴らしが良い展望台があり、縦走路の随所で瀬戸内海が一望できる。
時折日がさすものの、時折冷たい雨が落ちてくる。風は冷たいが登山には丁度よい。広島の奥の方には白いカーテンがかかっているのが見える。この日、廿日市の山沿いでも雪が降ったそうだ。
クマン岳に近づくと、花崗岩の岩が見られるようになる。山頂で今年はじめてのミカンを吉村さんからもらって食べる。
クマン岳を過ぎると、快適な縦走路が続く。所々広葉樹が色付いてきれいだった。古鷹山も360度の展望。周辺の島々や遠くの山並みも見渡せる。

古鷹山
古鷹山

古鷹山から降りて、林道に合流したところでゆっくり昼食を摂る。今日は寒いので、暖かい豚汁を作って食べる。パックになった具材と豚肉、味噌汁の素を入れるだけ。
林道から民家跡の間を通って、切串の町に出る。楠の巨木につられて神社へお参りし、切串港へ。
2時過ぎのフェリーに乗って宇品港に戻る。市内電車を乗り継いで、広島駅にて解散。
公共交通機関を利用して、かつ、広島近郊から日帰り圏内で行ける、おすすめの山である。とにかく瀬戸内の島々の景色が素晴らしい。たまには船の旅もいかが?
時間に余裕があれば、旧海軍兵学校を見学するのも良い。

<コースタイム>
宇品港8:10→8:40切串港9:00→10:00クマン岳→11:00古鷹山→13:40切串港14:10→14:40宇品港

光芒
光芒