新年御礼登山(宮島)


新年御礼登山(宮島) (係)三谷
2021年1月17日(日)
参加者:亀井、横山、吉村、宮重(栄・直)、元廣、島本、上田、西村、堀田、小田、会員外:三谷(香)

<山行記録>
恒例行事の新年御礼登山を宮島で執り行った。新型コロナ感染の急拡大で開催が危ぶまれたが、感染対策を行った上で実施することになった。
主要都市で緊急事態宣言が発表されていることもあり、リニューアルしたフェリー乗り場は閑散としていた。寂しかったエントランスも、8時過ぎるあたりから参加者が集まりはじめた。お互いに新年の挨拶をし、早速祈祷の受付をする。
新型船だろうか。ディーゼルエンジン特有の音や振動はなく静かに進んでいく。
宮島に渡っても観光客や登山客の姿はあまりない。人通りが少ないせいか、シカもまばらである。
潮の引いた厳島神社本殿の前を横切って大聖院コースの登山口に至る。

弥山登拝へ

健脚者が多いためペースが速く、東屋に到着する頃には汗ばむほどに。一息休んで先へ。
弥山頂上近くにある三鬼大権現(三鬼神)を祀る三鬼堂で、コロナ終息と登山の安全を祈願していただく。
今回は感染防止対策に、ご祈祷の参加人数を制限して、残りの参加者は頂上を往復していただく。
亀井会長、横山副会長、元廣副理事長、三谷が間隔を保ちながら祈祷を受ける。重く響き渡る太鼓の音色とともに般若心経が唱えられる。真言密教の山岳仏教と山岳信仰の融合した山を崇拝する信仰である。レジャーの登山は信仰目的ではないが、無心になって登り、美しい風景に神秘を感じるところはまさに登拝である。
ご祈祷後「大変なときだからこそ山に入らせてもらう感謝の気持ちを忘れないように」と説かれた。本来、山は畏怖の対象であり、健全な登山の領域を越えてはいけないと感じる。

輝く海

瀬戸内の海一面が神々しく映える。昔の人の自然観はどういうものだったのだろうか。ここは、人が信仰心をたきつけられ、必然的に訪れる場所なのかもしれない。
三鬼堂を背後に、心持ちソーシャルディスタンスを保ち記念撮影をする。
やはり一月の風は冷たく、いつの間にか雪がちらついていた。

ソーシャルディスタンスを意識して

駒ケ林の岩壁を見上げながら大元公園に向けて降りる。新年、雪が舞う中、つららの下がるこの壁を奉納登攀していた若い頃が懐かしい。そろそろ思い出の山行をする年頃になってきた。
無事祈願を終え、安全登山を誓って解散とした。