太田川水系横川川悪谷 沢登り


松林

2022年8月28日(日)  係:吉村

参加者:松林

<アルバム>

<行動記録>
「内黒峠から横川集落へ至る道路を、連続した滝で横切る谷があるけえ、登ってみよう。」というフレコミに乗っかって参加した。
その谷が「イヨキリ谷」か?「悪谷」か?が分からないが、まずは内黒峠から車で下りながらカーナビを頼りに位置を特定する。「イヨキリ谷」は水量が非常に少なく前述の滝は無い。次の顕著な谷まで進むと斜度のある滝が見え、ここで特定。林道脇のプレートにも「悪谷」と書かれている。横川集落まで下って右折、1キロほど横川川沿いを下ったあたりの廃屋と橋(古屋敷橋)が入渓箇所の目印。路肩に駐車し装備を準備して悪谷に入渓する。
水が細く、苔むした岩や石の多い沢である。左右からの木の張り出しも少ないためか、蜘蛛の巣がほぼ無く、蜘蛛の巣払い棒は持っているだけ無駄であった。低い滝でもF1,F2. . . と吉村さんが付けていくので、記憶の限り頭に入れながら進む。40 分程進むと林道が見えて来る。林道を横切るコンクリの水路は高く入れないので、左岸側の草付きを登って林道へ。

改めて滝(F6)を見ると、水流が弱くはあるが、多段で合わせると優に30m はある。1 つ1 つの滝はさほど落差が無く、ホールドも充分にあるのでフリーで越える。F6 から暫くは岩床が露出しており、階段状の小滝も陽が当たって綺麗に見える。沢の傾斜も落ち着いて、水も少なく源頭の雰囲気に近付いて来たなーと考えていたが、急にゴーロ帯となる。ゴーロ帯を過ぎて左俣を過ごすといよいよ水も減り、水は笹薮の下に吸収されていった。藪漕ぎを避けるため、左前方の杉林に入ろうとするが、お構いなしに笹が生えていたので、仕方なく沢寄りを適当に詰める。意外と藪漕ぎは短く10 分程度で稜線へ到達。

装備解除や片付けをして、藤本新道から横川集落へと下り、駐車地へ。「易しく短く抜けるのがラク。新人向けの沢じゃったのう」との吉村評だった。

<コースタイム>
8:10 古屋敷橋・入渓 → 8:50 林道・F6 →10:00 稜線・片付け → 11:05 藤本新道分れ→ 11:30 藤本新道登山口 → 11:55 古屋敷橋
(記:松林)

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