NO.3498 恐羅漢小屋メンテ 10月19日~20日


久松

三好、蔵下、山田(昌)、福田、石田、久保(信)、久保(京)、大前、吉岡、古屋田、横山、神庭、平井


15:00時に広島駅で久保信義さん、古屋田さんと待ち合わせる。天気は思わしくない雨模様だったが、久保さんの新しいキャンピングカーに同乗させていただき、あまりに美しい内装と乗り心地のよさにいささかはしゃいでしまう。17:30頃に恐羅漢の小屋に到着すると、三好さん、福田さん、蔵下さん、山田さん、石田さん、吉岡さんが入られていて、先に一杯やられていたのか、すっかりくつろいだ雰囲気で私たちを迎えていただいた。係の手抜きの鍋料理やシェフ久保さんのイタリアンなど各自持ち寄ったものを酒の肴に飲んでいたが、どうもいつもと雰囲気が違う。ふと気がつくと若い女性(自分でいうのも何ですが)は私一人で、まわりは年齢のほうが若干ながら高めの方々ばかり。どこからか「敬老会」などという言葉が飛び出す場面もあったが、どうしてなかなか大先輩方のお元気なのとお酒の強いのには敬服せずにはいられない。しばらくして久保京司さん、大前さん、横山さん、11時をまわってから神庭さんなどが入られて、盛上がってきたところで一足早く休ませてもらう。
翌朝も天気ははっきりとしないので布団を干すのはあきらめて、代わりに山に入ることにした。横山さん、神庭さん、古屋田さんとで大前さんの車に乗り込み、そのまま水越峠へ。8:30頃に旧羅漢登山道到着。昨日の雨で山全体が湿っており、時折風が通り過ぎると溜まった雨水がぱらぱらと小雨のように落ちてくる。地面は濡れているが、すでに紅葉し終わって散った色とりどりの葉の上はまるで絨毯の上を歩くように柔らかであった。急な道を20分程度登ると、割と緩やかなカラマツ林に変わった。このあたりはヌメリイグチなどが採れるらしい。この山行報告を書きながら手元のキノコ辞典を開いてみると、「食用だが、食べ過ぎると消化不良を起こす」とのこと。くれぐれも食べ過ぎにはご注意を。ほかにも指ではじくと頭部の穴からほこりのような胞子がでるホコリタケや、鹿の舌によく似たカノシタなどを教えてもらう。キノコは本当にいろいろな種類があっておもしろい。9:42旧羅漢山頂到着。午後から予定がある大前さんとはここで別れて、残りのメンバーで恐羅漢へ向かう。10:25恐羅漢山頂到着後、そのまま夏焼峠をまわって昼前には小屋へ戻った。
大きな声では言えないが、道中知るひとぞ知る「秘密の場所」でなめこをビニール袋一杯に収穫して帰った。あくまで「秘密の場所」なのであまり詳しくは言えないが、倒木の周囲を取り囲むようにして採りきれないほどの大きななめこが群生していて感動ものであった。5人でナイフを手にもくもくと採集にあたり、ほぼ残さず採って帰った。もちろんお昼ごはんにはなめこ汁を堪能。
今回はメンテの名目であったのにもかかわらず、勝手に山に入って申し訳ありませんでした。また、その間に水場の工事をしていただいた皆さまありがとうございました。

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