経小屋山残念尾根 日帰り登山


上田

2020年11月8日(日) 係:上田

参加者:吉村、元廣、島本、西村、桑実、入会心得:中川、小田

山岳会の記録を見ていて、機会があれば行ってみたいと思っていた経小屋山残念尾根。サルトリイバラが多いことから「やめた方がいいよ~」と言われつつも、行ったことがないのでやはり行ってみたい。幸いメンバーも多く2班に分かれることができたので、残念尾根ルートと岩滝ルートに分かれての里山歩きができた。 ※行動記録は係の歩いた残念尾根ルートの記録とする。

<行動記録>

(11月3日)残念尾根はサルトリイバラが多く、あまり人気がないようなので文化の日の祝日を利用して、一足先に下見&剪定に行ってみることにした。 ネットで調べた通り、残念社を過ぎて送電鉄塔まで来ると、噂通り羊歯群の間にうっすらと踏み跡らしきものが見てとれた。


羊歯群、before

とりあえず羊歯は放っておいて、ガシガシと中へ進んで行く。足元が非常に見づらく、バランスを崩したり、岩に躓いたりしながら進むと、確かに周辺にサルトリイバラがあるある。

赤い実が綺麗なサルトリイバラ

結果を言うと、歩き道のサルトリイバラは既に剪定されていて、周囲に植生しているものが伸びてきている程度であった。途中、日当たりの悪い箇所にイバラの密集地帯もあったが、今は剪定されてイバラのトンネルと化していた。 せっかく来たので、鎖場の手前まで周囲のイバラの剪定と羊歯群の歩き道の整備を行った。

剪定させてもらいます
羊歯群、after

(11月8日)山行当日は残念尾根ルートと岩滝ルートに分かれ、山頂で合流し、妹背の滝ルートを下り、妹背の滝、大頭神社を経て、西国街道を辿って宮浜温泉まで戻る計画。

残念尾根ルート班は上田、吉村、西村の事前剪定メンバーに桑実を加えた4名、岩滝ルート班は新人担当の元廣、残念尾根とは違ったルートを行きたい島本、そして入会心得の中川、小田の4名という構成となった。

8:30宮浜温泉から車で八坂墓苑近くまで車で移動、そこから依田神社、残念社を得て残念尾根ルートに入って行く。

残念社

当たり前だが事前に剪定しているため、鎖場までは当然問題はない。踏み跡の状況から薄々感づいてはいたが、鎖場の手前の岩場で先行者がいるではないか。近づいてみると桑実さんの知り合いみたいで、話を聞くと登山教室のメンバーとのこと。「歩きやすかっただろうー!」と、恩着せがましく剪定のことを説明して先へ進む。

10:00今回の核心である鎖場に到着。一応、ロープを持ってきたので出すことにした。

ブログ等でよく見る鎖場の手前

左のクラックを使い大岩を乗っこし裏側に回ると平地がある。そのまま鎖の直下まで歩き大きな階段状を攀じ登ると鎖に手が届く。錆びた鎖を使わなくてもよく探ると手掛かりはあるので難なく松の木まで到着。

ロープを出すが難なくやってくる西村さん

その後は登山的には問題はないが、剪定をしていないため所々サルトリイバラが目に付く。剪定未経験の桑実さんにハサミを預け、剪定を経験してもらうことにした。

12:20五色沼を経由して、少し大回り気味に三角点に到着。経小屋山展望台で岩滝ルート班と合流予定であったが、スルーしてしまった(゚Д゚)ノ。連絡を取り東屋で合流とする。

二等三角点に到着

12:40東屋到着。元廣さんが推薦するとおり、宮島が一望できて絶景!

東屋からは宮島が一望

14:45妹背の滝、14:50大頭神社を経由し、大野ICに出る。

妹背の滝、意外と観光客多し
大頭神社を経由

大野ICからは西国街道をめぐり、宮浜温泉まで歩く。新人心得にはなかなか歩き応えはあったと思うが、よく頑張りました。

西国街道めぐり
西国街道の石畳跡、これが昔の国道2号線

16:00宮浜温泉に到着。

事前準備も含め経小屋山残念尾根に情熱を注いだ一週間であった。なにわともあれ、これで残念尾根の記事を見て行ってみたいと思った人に「やめた方がいいよ~」といえる立場になった(^^)v

<コースタイム>

(11月8日)

8:30 宮浜温泉第二駐車場 → 8:50 依田神社・残念社 → 9:00 中電鉄塔裏より残念尾根へ → 10:00 鎖場 → 12:20 経小屋山山頂(三角点) → 12:40 東屋 → 14:45 妹背の滝・大頭神社 → 16:00 宮浜温泉第二駐車場着、解散

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