比叡山 これクラ技にしよっ  横山


宮重(直)

9月20日(金夜)~23日(祝)
参加者:横山、川﨑、徳永、島本、宮重(直)

クラ技がリニューアルした時からいつかは比叡山という漠然とした目標はあったのだが、3年目にしてやっと実現。夕立の間隙を縫いながらクライミングを満喫し充実&満足、そしてベースとしたキャンプ場では、おじさんの「お・も・て・な・し」の心に、ほんわりあたたか~い気持ちになって3日間を終了した。

9月20日
21時に集会が終わり、各々合流して5人と装備を載せて廿日市を出発したのは22時を過ぎていた。交代で運転して日之影温泉キャンプ場を目指し、到着したのは朝4時を過ぎていた。全員、倒れこむように仮眠する。

9月21日
キャンプ場の受付を済ませて早速出発。宮重―横山―島本は「TAカンテ」へ、川﨑―徳永は「3KNスラブ」へ。
1ピッチ目はルートが被るので順番に出発。これが、逆くの字になっており、山陰からこなきじじいを連れて帰ったかと思うほどロープが重たい…。2ピッチ目で分かれて以後、隣に見ながらの登攀となる。「TAカンテ」はその名の通りカンテを気持ちよく登ってゆく。「まだノンプロよぉ」「わかっとるんじゃけど」という会話はご愛嬌と言えるほど爽快なルートだった。隣組は物足りなかったのか「失われた草付」に入り込んだようだが、ペースよく登ってきた。
抜けた途端に雨が降り出しカッパを着ての下山を始めたが、あれっ?稜線以外と悪いじゃん??濡れた岩と見通しの効かないガスに横山隊長は速攻ラッペル下降を決断。ロープ4本を駆使して5人、TAカンテに沿って下降した。

9月22日
「どこ行く?」「やっぱ1スラでしょ」この会話を聞いていた川﨑組は「後ろついて行きます。」おっと、そうきたかっ。ならば置いて行ってやろうと勇んで出発するも1ピッチ目でうまくブッシュに入れず大回り。その後のピッチもプロテクションの少なさに戸惑いながら進む我チームのお尻をつつくようにグングン迫ってくる川﨑―徳永パーティ。
昼過ぎに抜け、今日は事前情報集の成果ありで歩いて下山。

9月23日
帰りのことを考えると10時には抜けたいね、ということで、「TAカンテ」と「3KNスラブ」をパーティ交代して登攀する。今日は天気も良く、カンテをつるべで登る2人はなかなか見栄えがするよ。こちらは「3KNスラブ」から外れないようにトポとにらめっこしながら登る。「ここで落ちたらどうなるんじゃろ?」と考えてしまう部分もあるのだが、高度があがるにつれ、そんなことは2の次になってそのラインに感心してしまうのである。予定時間は少しオーバーしたものの2パーティとも程よいペースで抜けて稜線で合流、下山し3日間の比叡山マルチを終えた。

一旦、キャンプ場に戻ってシャワーを浴びて帰り支度に取りかかる。昼寝中だったおじさんを起こして3日間のお礼を言って一緒に記念写真を撮ってお別れした。
帰りの車中からは、川の対岸から大きく手を振ってくれるおじさんが小さくなるまで見えた。

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