大山烏ヶ山


三谷

月日:12月22日(金・夜)~23日(土)
参加者:横山、吉村、松林、島本、川本

<山行記録>

合宿前のトレーニングに、大山烏ヶ山に登った。日曜日の天気が崩れる予報だったので、日程を前倒しして実施した。
金曜日夜広島を出発。庄原の駐車場で仮眠を取り、7:30鏡ヶ成にて松林くんと合流する。
当初、距離の短縮のためにダイレクトに登る南尾根ルートを予定していた。登山口に向かっていたところ、パトロールの方より、南尾根ルートは地震による崩落で状態が良くないとの警告があったので、安全策をとって新小屋峠経由とした。
環状道路のゲートを過ぎて50センチ程度積もった雪の中を進んでいく。近年この時期の積雪量としては多い方である。
雪はそれほど深くないが、重たい雪のラッセルに難儀する。随時交代しながらじわじわと登っていく。
1230mピークにて小休止し、13:00を引き返し時間としてさらに進む。
頂上稜線に抜ける南峰直下でアイゼンを装着。不安定な急傾斜の雪壁は、ステップが崩れて大変だった。頂上稜線の岩稜も新雪がのっており、状態が良くない。北峰の登下降に時間がかかりそうなので、南峰・北峰のコルで引き返すことにする。
最初頂上部にはガスがかかっていたが、徐々に晴れてきて、大山の主稜線まで見渡せるようになった。冬の大山ではまれに見る絶景だった。
往路を引き返し、鏡ヶ成まで戻った。休暇村のロビーで、簡単に合宿の打ち合わせをして帰路についた。
(記:三谷)

<コースタイム>
8:20 鏡ヶ成交差点 → 8:50 新小屋峠 → 10:20~30 1231mピーク → 11:15~25 1300mピーク → 12:25 南東尾根合流点 → 12:30 烏ヶ山南峰 → 12:40 コルより引返し → 12:45 烏ヶ山南峰 → 13:40 1300mピーク → 14:00 1231mピーク → 14:50 新小屋峠 → 15:05 鏡ヶ成交差点
(記:松林)