三倉岳クライミング


松林

2020年10月31日(土) 係:松林

参加者:横山、吉村、元廣、島本、上田

<行動記録>

諸事情により日曜より予定を変更すると強化指定メンバーが少なく、上田さん以外は何度も登ったことのあるメンバーとなった。2人×3パーティの予定、と通知していたが、駐車場に集まると「3人×2パーティのほうが速い。」という意見が。それでもリードをする意気込みでやってきた元廣さんのやる気を削ぐ分けにはいかず、当初案の2人×3パーティで臨むことに。

8合目で身支度をして、上田-横山、係-吉村、元廣-島本の順でスタート。上田-横山組はリードを交代しながら順調に登っている模様。係は1ピッチ目を途中で切って吉村さんに2ピッチ目スタート地点へ引いてもらう。2ピッチ目は序盤の右上クラックを越え、木の根が張ったワイドクラック(チムニー)へ入る。このワイドクラック入り口が以前より難しく感じ、慎重に登った。60mロープなので坊主岩の下の木まで届く。

3ピッチ目の坊主岩は昨年までの記憶があるので1段目はスムーズに通過できたが、2段目は支点に60cmのスリングを掛けても立ち込めない。以前できていたことが出来なくなっているもどかしさを感じながら、少し長めに調整したスリングをもう1本掛けて越える。坊主岩からFIXロープでテラスへ降り、4ピッチ目は尾根ルートで右へ左へと進路を取り、右上ズリ上がりクラックを人工で越えて、立ち木へ。下のほうでは元廣さんが坊主岩でヒーヒー喘いでいる。

最終ピッチは、昨年落ちて痛い目に遭った因縁のチムニーへ。今回は心強い4番・5番カムを持って来たが、入り方には少々難儀。壱ノ型、弐ノ型はしっくりこなかったが、参ノ型がハマるとスムーズに直上できた。

終了点に着き、吉村さんのチムニーでのヒーヒー喘ぎを聞き終わった後、最終パーティを待つ。元廣さんもチムニーでかなり苦戦していたようで、最後は迂回して登って来た。

これで年1回のノルマをクリア。来年もまた登りましょう。

<コースタイム>

9:55中ノ岳取付きより登攀開始 → 14:30最終パーティ登攀終了

(記:松林)

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