クライミング技術講習会第8回机上講習会報告


宮重(直)

 10月20日 山嶺の集い後

 講習内容は、「マルチピッチクライミング(コール、システムなど)についての確認、パーティ編成」
4月から始まったクラ技もとうとうラスト2、最終回はレスキューのためのロープワークになるので、今年のテーマに関する机上講習は実質今日が最終回、まとめの回であります。

 そんなわけで、まず、「安全」について考えてみました。この絶対的でありながら流動的で掴みどころのない事象は、広島山岳会がもっとも大事と考えている部分ではないかというところで、噛みながら、噛みながら、語ったのでありました。

 次に、先月登った中ノ岳を思い出し、先ほどのキーワード「安全」も絡めながら各々自分に点数をつけてみました。いろいろな点数が出てきましたが、ここでは100点がでてもいいはず、だってそれくらいの気持ちでいつも登らなくちゃ、ですから。その後、「フォローする」という動作を無理やり5つに区切ってそれぞれ何をしなければいけないかをみんなで挙げてみました。・・・いろいろ出てきました、経験年数1年未満~20年超、フォローがリードにも置き換えられて、「はぁ~っ」「ほぉ~っ」みんな、唸る、頷く、そして、「えっ、ここであなたが反省しているの??」みたいな一コマもありました。こんなことをじっくり、みんなで振り返る時間、とっても貴重です。講師を含め、かなり矯めになる講習となりました。

 さあさあ、この時間を思い出しながら、今週の三倉は自分に課題を持って先月よりも進歩したいですね。期待してますよぉ~。


 クラギ新人参加者:川﨑、平本

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