No.3924 大山 (係) 野田


野田

月 日 12月12日(土)~12月13日(日)
参加者 神庭、小野、野田

<行動記録>
 今シーズン初めての冬山としての大山になるはずである。意気込みはあるが、今年も雪がまだ無いような気配である。
 今回は、冬合宿に向けて雪歩きをしたいと思って計画したが、雪も無く、メンバーもやや少ないなぁと思っていたところへ小野さんから、参加表明頂いた。係りとしては小野さんに雪山の楽しさを知ってもらいたく、装備の準備等にお手伝いをして、当日となった。皆さん、それなりに忙しい30代ばかりで、仕事終わりからの参加である神庭さんも含めて、大山山麓へテント泊して、あれこれ話しならが鍋をして就寝する。
 本日のコースは、剣が峰まで往復である。係りはユートピアから先は、初めてでかなり楽しみである。
 いつものように準備して、大神山神社を経由して下宝珠を登る。途中雪はまったく気配を見せず、どちらかというと暖かい。初プラブーツの小野さんは歩きにくそうである。尾根に出たところで一時休憩、風もあまりない。中宝珠、上宝珠へ向かうと、気温も下がり樹氷が現れる。今回の大山は雪は無いが、一面の樹氷が大変美しく、一同しばらく写真撮影のため休止する。
 上宝珠から先は先日の雪が解けかけて氷になっている為、場所は悪いが、アイゼンを付けてユートピア小屋に向かう。ユートピアに来ても風はまったく無い。気温は-3℃程度であるるが、風が無いため寒さは感じない。時間にゆとりもあるので、小屋にてお茶を沸かして休憩した。
 さて、ここからが本番のやせ尾根歩きである。象ヶ鼻から先はやせ尾根が続く。今回は本当に風もなく、時折ガスが抜けた時の樹氷が素晴らしい。秋の終わりの赤と、冬の始まりの白と岩の黒の色彩が美しく、一同たびたび撮影しながらの歩きとなった。慎重に通過して、剣が峰にて写真撮影。ほぼコースタイムどおりで、折り返し。行きはよいよい下りこそ怖い。さらに慎重に歩きながら、ユートピア小屋手前から上宝珠へショートカットして下る。
 宝珠尾根歩きの途中から、小野さんの足取りが重くなってきた。疲れかと思っていたが、どうやら靴がすれて足が痛いようである。大山寺まで戻ると、アウターシューズを脱がないと歩けない状態、なんとか車まで辿りつき、無事下山。早く靴の修正ができることを願います。
 今回は、初雪山を堪能してもらいたかったけど、雪が無く残念でした。その変わり樹氷は素晴らしく、小野さんは大満足だったようである。これを機会に1月も大山へ一緒して、次はラッセルもしましょう。

<コースタイム>大山寺橋 7:00―大神山神社 7:30 ―下宝珠 8:00―上宝珠 9:30―ユートピア小屋 10:30―剣が峰 12:45 ―上宝珠13:30―下宝珠 14:50―大山寺橋 15:30

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