No,3889 ザイル祭  係(武田)


武田和美

月日 4月12日(日)
参加者 田内、久保(信)、名越、横山、宮重(直)、赤井、神庭、入会希望(元広)
<行動記録>
 天候に恵まれ、ザイル祭を行うことができた。ちょうど岳連のクライミングスクールと重なったため、事前調整をした。9時半まで祭壇を撤収しないといけないので、祭壇を作るべく、赤井さんと先行した。はて、岩場に人影が・・・。なんと神庭さん。夜遅く鳥取をでて、朝早くから来て、岩場に取り付いている。また赤井さんも、ロープを3本背負って、呉ポートピアから歩荷。二人のがんばりには、頭が下がる。
 9時には、準備が整った。久保宮司の祝詞で厳かに神事が滞りなく実施された。全員で玉串を奉奠し、御神酒を振る舞っていただき、神事をおえた。その後は奉納登攀を行う。参加されなかった方の無事故も祈念した。
 ザイル祭のあとは、レスキュー伝達講習を行う。インラインエイト・ダブルエイトのロープの結び方、ミュールノット・マリナーズノットでの仮固定を練習したところで昼食タイムとなる。
 午後は、応用編。「今までのロープの結び方で、スリングを使わずに、メインロープのみでアンカーポイントを流動分散で作って!」の宮重講師の声。頭が真っ白の私。インラインエイトをシングルで、または、ダブルでの流動分散やダブルエイトを輪の大きさを変えての流動分散などしっかり教えてもらった。ラッペルでのバックアップやタイブロックの使い方などを確認した。便利な道具も考えて使わないと、危険な状況に陥ってしまうことを痛感した。最後にグリグリを使ってのロープ登りや下りをして、講習会を終えた。その後、2パーティに分かれて、1本登って終了とした。
 安全に気をつけて登山することやいざという時に安全に活動できる技術を身につけておくためには、普段から練習しておく必要を感じた。

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