雨の焼岳と慰霊登山


吉岡 好英

月日:2014年8月13日~17日
焼岳参加者:小泓、会員外(新山、田中)
慰霊登山参加で皆より一日早く出発し、焼岳登山を計画する。メンバーは4名。13日、広島・五日市ICを10時30分頃通過で広島東IC付近で渋滞に巻き込まれる。それから先も渋滞があり、東海北陸自動車道”ひるがのSA”に着いたのは午後9時頃となる。ここで仮眠?をして14日、平湯へ。<br>
14日 タクシーで平湯・登山口へ安房峠経由で向かう。15台くらいが駐車している。標高1600m辺りが登山口で、ここから約700mの登りとなる。結構キツイ登りで、昨夜の寝不足と樹林帯は風もなく、また小雨のため雨具着用のため蒸れて調子があがらない。あまりに暑いので上着を一枚脱ぐ。樹林帯を抜けてもまだ暑く雨具を脱いで、アンダーシャツ一枚になる。下山中の登山者が「稜線は風が強く寒いですよ」と言ってくれたが、そのまま稜線へ。言っていたほどの風はない。頂上はすぐそこだがガスって何も見えないのでパスとして中尾峠へと下る。中尾峠から少し登り返し焼岳小屋へ下る。山小屋から長い梯子や短い梯子を下り、さらに樹林帯の中の長い登山道を歩き、やっと田代橋へ。3人はウェストン・レリーフを見たことがないと言うので、大正池右岸を歩く。レリーフ前でめずらしく記念写真を一枚。近くの東屋に荷物を置いて河童橋近くでカキ氷とソフトクリームを食べる。さすがに体が冷えて寒い。<br>
15日 今日は横尾までなのでノンビリと歩く。徳沢手前から雨が強くなり、しばらく様子を見て横尾へ向かうことにする。約1時間で小降りとなった頃、横尾へ向かう。横尾に着いた頃は幸いにも雨が止み、テントを設営する。しばらくすると後発組の武田さんから無線が入る。徳沢にいるとのこと。本隊が到着したころから小雨が降りだした。K山岳会のメンバーが槍沢ロッジ近くにケルンを積んだらしい。<br>
16日 7時頃から槍沢ロッジへ慰霊のため向かう。K山岳会のメンバーが積んだケルンをさらに石を積んで大きくする予定であったが、場所が登山道わきで向きが悪い?ので、積んだ方々には悪いが別の場所を探す。すこし登山道を入ったところに格好の場所が見つかり、皆で小石を積んで花を手向け手を合わせる。正面に現場が見える。この間、幸いにも雨は全く降らず、慰霊を終えることができた。槍沢ロッジに引き返したころから再び雨となる。槍沢の水量も増し濁流となっている。横尾の帰ったころは強い雨でテント撤収を待つことにする。トイレ前で小降りになるのを待っていると見たことのある人物がやってきた。会員のY夫妻。ここに来るのは34年ぶりで前回は冬の屏風だったが体調を崩し担がれて上高地へ。二人は槍沢ロッジへ向かった。小雨になったのでテントを撤収。上高地へと下り、タクシーで平湯へ。温泉で汗を流し、帰路につく。<br>
計画は雨の中、予定通り終えることができた。
コースタイム
14日 中ノ湯・登山口(9:40)~(11:09)P.1972~(13:10)火口稜線~(14:06)中尾峠~(14:20)焼岳小屋~(16:38)田代橋~(16:46)東屋<br>
15日 上高地(8:46)~(10:45)徳沢(12:08)~(12:58)横尾<br>
16日 横尾(7:00?)~槍沢ロッジ~(11:20?)横尾(13:30?)~(15:30)上高地(16:00)—-平湯—-広島へ(17日6時頃)

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