土クラ③ 三倉


宮重(直)

5月12日(土)

参加者:川﨑、平本、保見、兼森、(講師:新山)

 三倉駐車場はクライマーで賑わい、クライミングシーズンの到来が感じられた。

 さて、今回の土クラは、またまた講師に新山さんを迎えてちょっと行ったことのないルートを目指してAコース7合目へ。
 ここでまず、5.9のルートで新山講師にお手本を見せてもらう。下部は、手は細いクラックを場所を選びながらレイバック気味に保持して、足はスラブのスタンスを拾っていく。はいそんな形状ですからもちろんナチュプロ、ナッツも決まりそうだけれど、進行方向はソレを引っ張る方向…ほんの5メートルくらいですが、やっぱり怖いでしょうね。講師はエイリアンを決めながら登っていく。そこを過ぎると三倉チックな身体を捻ったり足をからめたり落ちそうで落ちない形状(想像してください)を越えて最初で最後のボルトへ到着、そこからワンポイントで終了点である。
 さあ、ロープが張られたら順番にトライ。まずは下部で皆てこずっていた。力でねじ伏せるか、もしくは足を気を付けておかないと、いとも簡単に身体がはがされてしまう。平本さんは苦労しながらもはがされずに少しずつ登っていた。コソトレの成果でしょう、本人は「また登れんかった」と肩をおとしていたが、いいえ、あなたは変わっていますよ。保見さんはじわじわと危なげなく登り、バランスの良さを感じた。兼森さんは、はがされまくっていたが、振られながらもバランスをとり着岩するので見ている方も怖くない、これは大きな武器になると思いますよ。最後は川﨑さんが回収しながら登ったが、あまりにパフォーマンス?が激しく、下りてきたときには「艦長」改め、講師より「チョロ松」と命名されましたさ。係はこんなことをぼーっと見ていただけですが、講師からはピシっピシッと指示が飛び、いかに時間を無駄に使っていたかを再認識したのでありました。「次に何をするか」を常に考えていないといけませんね。全員で反省…。

 1つのルートにこんなに行数使っちゃったので、あとは簡単に。その後、5.10aを2本ほど触ったが、やや被りの傾斜や、細かいホールド、ビミョーな立ちこみに苦労していたようです。終了点まで行けた人、行きつかなかった人、それぞれが終了して昼食にあり付けたのは15時過ぎ。それから見晴し岩スラブに移動して1本ほど川﨑さんがリードで登り、本日終了。17:30駐車場で解散、お疲れ様でした。

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