九重山縦走、初係りを終えて


平本

10月19日(金・夜)~20日
参加者:安藤、中島親子、川﨑、徳永、保見、兼森

今回は初めての係りということで、個人的な好みで好きに計画させて頂きました。
計画には好きなものを詰め込みましたが、こんな軽いノリで良いのだろうか?と気にしつつ、参加者はいるのだろうか?と心配しておりましたが、結果的に8名+アルファと沢山ご参加頂きました。

金曜日、広島から2台の車夫々で出発し下松SAで合流、その後は適宜SAで落ち合いながら現地に向かいました。
鹿児島から参加の中島さん親子は坊がつるで合流予定です。
4時頃長者原駐車場に到着しましたが、紅葉シーズン&人気エリアだけあってすでに車が多く皆、車中泊をしているようでした。
翌朝、牧の戸まで車を回送する予定でしたが、移動中に駐車場が埋まる恐れがあったため、暗いうちに回送。
一仕事の後、駐車場横にテントを張り就寝しました。(テントは泊はたぶん禁止と思いますが…)

夜が明けると、予想通り駐車場は人で大賑わい。共同装備を振り分けて(テント2張と鶏肉1kgオーバー、白菜1玉etc、ほとんど食料ですが…)坊がつるへ出発。
坊がつるまでの道のりは、ススキが沢山揺れて秋らしい景色の中、途中で記念写真を撮ったりしながらまったりと歩きました。

テント場に到着しテント設営、中島さん親子用の目印(折り紙のかぼちゃオバケ)を各テントにぶら下げて荷物をデポして大船山へ。
途中で1人行方不明になるハプニング(?)がありましたが、無事合流で一安心。
山頂に近づくにつれ紅葉の色味もカラフルになり、大船山頂付近は山自体が真っ赤に色づいていました。
係りは過去2度ほど大船山に登ったことがあるのですが、御池を見たことがありませんでした。
今回は紅葉が綺麗と噂の御池に是非、立ち寄ろうと画策して突き進むも道を間違えUターン…何とか目的を果たすことが出来ました。
御池の周りは、さすがにものすごい人でしたが湖面に映る紅葉と青空とが合わさって「これぞ紅葉!」という感じでした。

紅葉をしっかり満喫しテント場に戻ったら、まだ中島さん親子は到着していない様子…大丈夫かなぁ?と気になりながら、今回のプラン二つ目の目的である温泉へ
以前の浴槽は木製で趣があったのですが、コンクリ(?)に変貌して少しあじけない様子になっていましたが、良いお湯でした。
テント場に戻ると無事、親子も到着しており1年ぶりに会うタツちゃん(4歳)も相変わらず素直で可愛いかった。
天気も良かったので、皆でツマミを食べ、ビールを飲みながら外で御飯の準備。
陽が落ちるとさすがに肌寒くなったのでテント内に移動し、鍋をつつきながら色々な話に花を咲かせました。

翌朝も好天。途中の分岐まで皆で移動し、ここで中島さん親子とはお別れしました。
残りのメンバーでまずは鉾立峠から白口岳を目指します、急斜面でズルズルと滑る黒土が難儀で、ちょっと岩場もあります。
タツちゃんは大丈夫だろうか~?と心配に。

稜線に出ると中岳もくっきり、遠く由布岳、たぶん阿蘇山も見えてました。
気持ちの良い稜線歩きにて稲星山へ、それから九重最高峰の中岳、続いて天狗ヶ城、こちら側の御池は紅葉はありませんが湖面がバスクリンカラーでキラキラ輝いて綺麗でした。
予定では久住山は入っていなかったのですが、皆の要望で荷物をデポして登ることにしました。保見さんだけは「軽いから」とテント泊重量ザックをそのまま担いで登られてました。
久住山にも犬連れの登山者がいましたが、今回の山行中に何匹の犬を見たやら…10匹以上は見たんじゃないかと思います。

デポしたザックを回収し、硫黄山を横目に星生山に向かいます。
星生山は九重の山の中では珍しく比較的岩の多い山です。山頂で何度目かの記念撮影をした後、分岐へ下りましたが下り道の紅葉もなかなか綺麗でした。
最後は、おまけの扇ヶ鼻へ。牧の戸から近く、主要道からも15~20分程度で山頂に到達出来るお気軽な山ですが、道沿いはミヤマキリシマが沢山あり、シーズンは最高のお花畑になるのではないかと思います。

紅葉をたっぷり満喫し14:17概ね計画通りの時間にて牧の戸登山口へ下山完了。
安藤さん、川崎さんに車の回収をして頂いている間に女性陣はソフトクリームを堪能しておりました(お二方、すみません…)。
その後、鉄分の濃い温泉を満喫し帰路へ。

途中、中島さんより下山の連絡がありましたが、下山時刻は17:00、なんと10時間行動です。4歳のタツちゃんは途中泣いたりもしたようですが、全部自力で歩いたそうでアッパレでした。

初係りでの山行はお天気にも恵まれ、皆さんの協力にて無事終えることが出来ました。有難うございました。

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