慰霊登山(恐羅漢山)


亀井且博

6 月 5 日(土)~ 6日(日) (係) 亀井

参加者:吉岡、小泓、岡本、名越(真)、横山、島本、亀井(妻)

<行動記録>

毎年恒例の慰霊登山を恐羅漢山で実施した。前夜組の5人は少しのアルコールで気持ち良くなりながら、いつものように久しぶりの再会に話に花を咲かせる。

当日参加の集合は午前9時にも拘らず、年寄りの早起きで、明るくなった5時頃からウロウロし始める。当日参加組3人も9時前にはヒュッテに集合し、予定通り出発した。

ヒュッテを出発

スキー場の立山スロープの斜面をリフト終点まで登り小休止。昨年はこの辺りでササユリが咲いていたが、今年は全く見当たらない。まだ早いのか、それとも盗掘されたのか?最近、登山、ハイキング関係のSNSアプリが普及してきて非常に使いやすく便利になったのは好ましい事である。しかし、珍しい花や植物などの写真を場所が特定できるように不用意に投稿すると、その情報を持って盗掘されることが多発しているようで、非常に悲しい事である。SNSの利用者の一人として気を付けたいところだ。

リフトの終点の上からは林の中の登山道となり涼しい。夏焼峠の分岐には昨年設置した標識は無事に立っている。分岐から頂上までは呼子の間ですぐに頂上に着いた。頂上で線香と花を供えて各自お参りし先輩方、仲間たちを偲ぶ。恒例の集合写真を撮って慰霊は終了。

昨年まではこのまま下山していたが、今年は今が満開のサラサドウダンとオオヤマレンゲが咲いているのを期待して旧羅漢山へ足を延ばすことにする。サラサドウダンは満開だったが、オオヤマレンゲはまだ蕾だった。後日の情報によると2日後には咲いていたようで、残念。森の貴婦人に会い損ねた。

満開のサラサドウダン

旧羅漢山で大休止の後、途中知り合いとすれ違い、言葉を交わしながら恐羅漢山へ引き返す。下山はいつものように夏焼のキビレを経由してヒュッテに帰った。

慰霊登山のあり方には種々の想いや意見があると思う。亡くなった会員の全家族に連絡することは事実上困難で、また連絡されてもその対処に関して迷惑な場合も考えられるので、一部の家族にしか連絡していないのが現実である。それでも先輩方や共に山で過ごして楽しい時苦しい時を共有した山仲間を偲んで、慰霊登山の実施は可能な限り継続したい。

コースタイム>

牛小屋ヒュッテ8:58~9:30立山第2リフト終点上~9:56夏焼のキビレ別れ~10:05恐羅漢山頂上10:20~10:49旧羅漢山11:17~12:29夏焼のキビレ~12:52牛小屋ヒュッテ

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