個人山行・日帰りで平治岳


吉岡 好英

2021年6月7日

参加者:遠藤、(会員外)新山

今年もくじゅう連山・平治岳の計画を立て参加者を募ったら2名が申し込み。ちょっと遠い(片道 約350km)が日帰り圏内なので、午前3時、廿日市に集合して新山さんの車(Honda Fit)で山陽自動車道・大野ICから高速道に入り、九州大分道・九重ICを経て登山口の男池に向かう。九重ICを下りて県道40号線を走っていると通行止めの看板があり仕方なく遠回りになるが、県道680号線経由で長者原に出て、男池登山口へ向かう。週末は駐車場が満車だろうと月曜日にしたが、7時30分頃到着すると、すでに満車。登山口前の土産物店は営業していないようなので、その店の横に駐車して朝食を済ませる。

男池登山口で“黒岳男池周辺清掃協力金”100円を支払ってスタート。男池は大雨被災があったようなのでパスして新緑で気持ちいい登山道を歩く。かくし水手前から登山道は大雨の影響か荒れてきた。さらに進んでいくと平治岳から東に延びている尾根登山道分岐がある。今回は下山に使う予定なので直進してソババッケに向かう。ソババッケも泥が流れ込んだのか、前回(2019年)に来たときより変わっている。大きな倒木に腰を下ろして小休止。少し歩くと黒岳、平治岳分岐の標識がある。この標識をしっかり確認したにもかかわらず、まっすぐ歩いてしまった。10分くらい歩いて、風穴・黒岳方面に進んでいることに気づき、標識まで引き返す。標識は3人ともしっかり見ていたのだが、「昭和のお姉さん」二人もまったく気づいていなかったようだ。ミヤマキリシマ目当ての登山者が多く登っている。大戸越に着くと多くの登山者が休憩中。目の前にミヤマキリシマが咲き誇っている平治岳を眺めながら、2010年6月に名越と黒岳縦走~大船山~坊ガツルで一泊して平治岳へ。2018年5月末は単独で日帰り、2019年6月は岡本夫妻とこの山へ来たことを思い出しながら昼食をとる。初めての二人は「がんばって来て良かった」と感激。登山道は上り専用道、下り専用道があり、登山者で連なっている。

昼食を済ませて頂上へ向かう。狭い登山道は固いミヤマキリシマの木で怪我防止のため長袖シャツを着てきた。狭い登山道では追い越すことが出来ないので、先行者について登るしかない。北大船山の斜面もミヤマキリシマの群生地が見られる。坊ガツルには色とりどりのテントも見える。平治岳稜線の大岩付近は絶好の撮影スポットで順番待ちの状態。下山専用道を少し下れば白いミヤマキリシマがあるのだが、今日の下山はこの登山道を通らない予定。平治岳頂上までユックリ登っても10分足らず。登山道沿いのちょっと広いスペースでは登山者が昼食?を摂っている。平治岳頂上から見るピンクの斜面はいつ見ても感激する。「昭和のお姉さん」両名は西に延びている尾根の先にある岩まで行く。

二人が山頂に帰ってきたところで、新山さんに下山道の確認に行ってもらう。「40mくらい下ったところにテープが巻かれていました」と報告。2019年に来たときはテープがなく、吉部登山口まで下った苦い思い出がある。この尾根はほとんど同じ傾斜でソババッケから少し登山口よりに下ることができ、大戸越から下るより時間短縮できた。大戸越への登山道に合流後、しばらく歩くとかくし水へ。美味しそうな湧き水が出ている。

午後からでも登って行く大きなザックを背負った登山者が見られた。

男池登山口に下山後、通行止めの道路を避けて、やまなみ道を走り湯布院ICへ。

下松SAで夕食を食べ、廿日市に20時30分に帰着しました。

コースタイム

廿日市(03:00)==(07:40)男池駐車場:登山口(08:40)~(11:14)大戸越(11:50)~(12:29)平治岳(13:10)~(14:50)男池登山口(15:30)==(20:30)廿日市

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