日程:2014年7月26日
参加者:中島、宮本
←手取淵をへつる
<行動記録>
関東支部(自称)よりこの夏の沢登りを報告いたします。まず1本目、丹波川本流は奥多摩の泳ぎ沢としてメジャー。国道沿いの川でゲレンデ色強く、各種講習会等にもよく利用される。梅雨明け直後で遡行者集中が予想されたが、どういう訳か今回は我々二人しかいなかった。
三条新橋より丹波川に入り、最初の淵は中島さんが泳ぎ、続く釜?は宮本が泳ぐ。(「犬戻し」「坊主淵」と思われる)。やがて核心部とされる「手取淵」。長さ30m幅2mとされ、暴れ狂う激流となっている。「途中を対岸に跳ぶ」とガイド本には書いてあるが、対岸の岩はツルっとしていて、落ちたらもみくちゃにされてしまうのでとても無理に思えた。結局、宮本が左岸通しにへつって通過。次は「洞木滝」。特大の釜を中島さんが泳ぎ渡り、右岸に取りついて登る。しばらく間があいて、「丸山入道淵」。一見なんの変哲もない淵だが、水勢強くて宮本は押し戻されてしまい、全く歯が立たない。中島さんに交代し、泳ぎながらへつって見事突破。またしばらく間があいて、名もない淵が現れ中島さんがトライするが、押し戻され突破できない。ここは仕方なく巻くと一之瀬川本流が出合う。一之瀬川に継続遡行するのが当初計画だったが、時間的に無理なので取り止め。この先すぐに「銚子滝」。左から越すと「おいらん淵」の滝。これは登れないので、ここですぐ上の道路に出て遡行終了。数年前まで国道だった道だが今はバイパスに付け替えられ、廃道である。あとは車道を出発地まで戻る。