クラ技② 窓が山


宮重(直)

5月13日

参加者:保見、川﨑、兼森、平本、徳永、桑田、横山、(入会希望:島本)

 クラ技第2回は、岳連スクールとの天応でのブッキングを避けて窓が山で行った。


 手ごろなルートの多い第2フェースへ直行。まずは、トップロープの座学から始める。取りつきの大きい木になんちゃって終了点となんちゃってランニングを作り、システムの説明。「トップロープなら」と気安く取りつくばかりでは終わらせませんよ。もしかして潜んでいるかもしれない危険を知り、そしてせめて回収くらいはできないとね。その場でも説明するとは思うけれど、いちお、ここでご説明。昨日の土クラでホカホカ経験済みの平本さんに実演してもらいながら。最後に結び替えを川﨑さん実演で説明して、座学タイム終了とする。

 さあ登りましょう、という瞬間から昨日の土クラメンバーの動きに変化が…。保見さん曰く、「次の人は準備しとかんと。」「ロープは先に引けるでしょ。」と“神の声”が聞こえてくるそうだ。結ぶ末端を間違えたりとおっちょこちょいな場面はあれども、意識が変わっってきたのは明らか。5.8、5.9あたりにトップロープを張り終えたころ、夜勤明けの横山隊長が到着。係が忘れてきてしまった入会希望者のハーネスとヘルメットも横山便で到着である。新入会の桑田さん、入会希望の島本さんはガシガシと上へ上へと登っていく。思い切りが良いというか、男前というか、回数を重ねてどう変わっていくか楽しみである。川﨑さんは、カンテをリードしてチョロ松大全開、こちらも今後の脱皮を祈るばかりだ。保見さんは見やすいルートではあるが、初リードを披露してくれてトップロープの支点工作も難なくこなされた。そして、このルートを結び替えで回収したいと一番に手を挙げた兼森さん、何度かのダメ出しを受けながら下りて行きました。このルート、終了点まで歩いていけるので、係が監視してたんですね、そこへ、桑田さんは私にも見せてとやってきて見終わった途端「こわいんですね~」と一言。そうなんです。今日のテーマはそこなんです。リードと違ってトップロープは終了点に近づけば近づくほどある意味危険が増してくる、そんなことをわかってほしかった今日のテーマ。支点の作成までできなかったのは残念ですが、土クラを利用して追々やっていきたいと思います。

 今年度に入って目を引くのは1期生の変化。1年間詰め込み式でやってきましたがここへきて自身の努力とともに脱皮しそうな予感。さあ、バタフライになるか、モスラになるか??皆さん、目がはなせませんよぉ~。おっと、横山隊長は今日も舌好調でありました。

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