高尾山 日帰り登山


西村

2020年9月13日(日) 係:西村

参加者:横山、吉村、安藤、三谷、武田、島本、松林夫妻、上田、田野、中川(入会心得)

今回は、入会希望者に山を楽しんでいただけたらと思い計画しました。高尾山を選んだ理由は、近場で展望もよく、私が初めて登った山で思い出があったから。

が…、前回計画を立てた吉和冠山と同様、雨の予報に悩まさることに。5~6日前から急に秋雨前線が接近し、日を追うごとに広島の降水確率が増。入会希望者にとって嫌な山登りになってしまうのでは(ToT)と気が気でなかった日々。ご本人にも「少しの雨なら決行しますね」と伝え、少しでも天候回復を願ったが、例会前夜にはとうとう降水確率が90%!今から変更の連絡をしても行き違いがあってはならぬと諦め、「ま、何とかなるか~」と自分を落ち着かせながら寝ることに。

そして当日朝、目覚ましベルよりも早く目が覚め、すぐに天気予報を確認すると、なんということでしょう!思わず「お~!晴れるじゃん!」(笑)降水確率10%!感謝感謝。

さて、気分良く9:00に水分峡森林公園管理棟前に集合。今回は係を入れて12名での集団登山。感謝感謝。入会希望の中川さんも新しい登山靴でスタート。西村のザック内には次の連休での個人山行に向けての訓練のため、こっそりロープとガチャ類を潜ませていた。

水分峡の登山道は2年前の豪雨災害によってかなり被害を受けており、その復旧工事のため川の水が濁っていた。水分神社を過ぎて岩谷観音跡方面へ。以前はしっかりとあった階段も、仮復旧はしてあるものの被害が大きかったことが想像できた。

岩谷観音跡まで中川さんは何度か息を休めながらもちゃんと歩いているので、ホッとした。が、このペースでは予定の3時間では下山できそうにないので、不安で仕方ない。まぁ、頑張ってもらうしかない(笑)。ところで、岩谷観音跡には昔どんな建物が建っていただろうか。ネットで見ても建物の形は分からなかったが、ここにあった御本尊は現在、温品の岩谷寺というところにあるらしい。いつか行ってみようかな…。

広島市街が一望

岩谷観音跡からちょっと上がると展望地。やはりここから見る広島の街は気持ちが良い。軽食を取りながら(島本さん、りんごご馳走さまでした♪)暫く雑談をして、総勢12名で記念撮影。そして高尾山山頂へ向かう。ここからは岩をちょっとだけよじ登ったり乗り越えたりと、楽しい。11:00山頂到着。「高尾山424.5m」の看板を見て、中川さんがとても嬉しそうにされていた。良かった!

ここで、3名ほど登攀訓練のため別ルートへ。

9名で一旦呉娑々宇山方面へ向かい、ちょこちょこ休憩を取りながら水分峡コースで下山する。

呉娑々宇山は、また今度

キャンプ場手前には「振打岩」という巨岩があり、一部メンバーが吸い寄せられていった(笑)。田野さんは「そっち?」と大笑い。なかなかのスラブ岩です。

振打岩 スラブ課題?

草摺の滝を過ぎて荒れたキャンプ場を通過し、水分峡森林公園管理棟前へ到着。5時間と、思たよりかかってしまったが、ゆっくり気持ちの良い山歩きとなった。歩荷もできたし。中川さんには、是非とも次の登山も楽しんでもらえたら嬉しいです。皆さま、ありがとうございました。

<コースタイム>

9:00水分峡森林公園管理棟前 → 10:00 岩谷観音跡 → 10:20 展望地 → 11:00 高尾山頂上 → 水分峡コース → 14:10 水分峡森林公園管理棟前

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