石鎚山(保井野~堂ヶ森~二ノ森~東陵~弥山 縦走)


2020年2月22日(土)~2月24日(月) 天候:晴れ 係:吉村

参加者:横山、上田、桑実

3連休、石鎚山東陵だけでは少しもったいないので、保井野~堂が森~二ノ森の縦走をミックス。天候にも恵まれ、久しぶりに綺麗な霧氷にお目にかかれた。

<行動記録> 2月22日(土) 14:00までは雨予報なのでゆっくりと広島を出発し、しまなみ海道を渡る。車1台を西之川にデポし、保井野登山口に向かう。 14:00装備を整え、保井野登山口よりスタート。積雪のない急登が続く。空池を過ぎるとシャクナゲ尾根に出る。5月に来れば見事なシャクナゲが見れるだろう。樹林帯の急登をさらに進み保井野分岐に出る。ここは梅ヶ市登山口からの合流点でもあるようだ。保井野分岐からは樹林が無くなり一面が四国笹の独特な風景になる。少し進み左を見上げれば堂ヶ森の反射板が見える。あと少しで本日の泊地だ。

17:40予定通り、日没前に堂ヶ森避難小屋に到着。水場もあるし、綺麗で快適な避難小屋でした。

2月23日(日) 6:30泊地の堂ヶ森を出発。事前の天気予報では晴れの予定だったがあいにくガスガス。昼前には晴れるだろう・・・ということで霧と霧氷と10センチほどの積雪の中を五代の分れ、二ノ森へ向かう。

8:50二ノ森到着。少し風が強い中、風を避けて休憩を取る。突如、霧が飛んでいき青空が広がり、目の前に石鎚山が姿を現す。絶景!!! この天気を待ってました(嬉)。

二ノ森~西冠のコルまでは尾根筋を南面へ行ったり、北面へ行ったりを繰り返す。南面は日差しがあり暖かく、北面は霧氷の中で寒い。西冠のコルを過ぎると石鎚山が迫力を増してくる。

12:00面河登山道との分岐あたりで積雪は20センチほどになる。日陰になる北面をトラバースし弥山下の階段に合流。

12:20土小屋への分岐にある避難小屋に到着。雪が少ないこともあり予定より少し早い到着となった。メンバーの体力を見ても明日の予定であった東陵を前倒ししても大丈夫だろう。

12:40・・・と、いうことでアイゼンを装着し、東陵取付きに出発。東陵の取付きは土小屋への登山道にある。冬は手前のエスケープルートからでも登れるらしいが、今回は積雪が少なく藪が多いので、通常の取付きまで進むことにした。

13:20東陵取付きに到着。では、東陵へレッツゴ~。東陵へは1名の先行者がいたので、足跡を辿るが、両側が切れ落ち、足元が笹であるためルートを慎重に見極めながら進む。全体的に急傾斜でどんどん高度を稼げる。楽しい。

14:50ブログ等でよく見る風景の場所に来た。ここが「門」という矢筈岩の基部だ。そして更に急登を登り、左側が切れ落ちた岩場をトラバースし、今回の核心の5mほどの岩場に出る。今回はメンバーの力量を見てロープを出さずに登った。右足が最初の棚に乗れば、あとは掴むものが豊富にある。案外簡単であった。

15:00岩場を登ると、南尖峰1982m。天狗岳と同じ高さである。岩場を少し歩くと天狗岳の祠が見えてくる。こちらの方面から見るのは初めてで感動~。

15:40天狗岳の祠はスルーし、弥山に到着。少しヘトヘトになりがらも、雲一つない晴天に恵まれたことに皆で歓喜。記念撮影をして下山。

16:30土小屋への分岐にある避難小屋で泊りとする。

2月24日(月) 7:00泊地発。途中、夜明峠の霧氷の景色を期待したが、今回は霧氷なし。代わりに朝日の当たる北壁を観察して下る。

9:00成就社着。9:40のロープウェーで西之川へ。山行終了。 今回は急遽メン4人に減ったので、なんとかジムニーに4人乗って保井野まで戻る。

<コースタイム> 2/22 14:00 保井野登山口発→ 15:30 空池 → 16:50 保井野分岐 → 17:40 堂ヶ森避難小屋着 2/23 06:30 泊地発→ 07:50 五代の分かれ → 08:50 二ノ森 → 10:25 西冠のコル→ 12:00 面河登山道分岐 → 12:20 土小屋分岐着 → 12:40 土小屋分岐発 → 13:20 東陵取付 → 15:00 南尖峰 → 15:40 弥山 → 16:30 土小屋分岐着 2/24 07:00 泊地発→ 09:00 成就社 → 09:30 ロープウェイ乗場着

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