日浦山縦走


横山

月日:2017年7月9日(日) (係)横山
参加者:三谷、島本、松原、阿部(入会心得)
<行動記録>
今週の例会山行は、沢とこの縦走の2本立てである。今週は北九州で集中豪雨があり、福岡県や大分県の一部地域は大変な状況となっている。幸いにも中国地方では災害に至っていないが前日までは激しい雨もあった。したがって、この日帰り山行も危ぶまれたが、とりあえず決行することにした。ビギナーの阿部さんが参加しているので、無理は禁物である。気象の状況に合わせた計画変更もあり得る旨も前日に周知しておいた。
朝8:00海田市駅に集合し、小雨の中、町中を歩き大師寺の参道に踏み入れる。急な階段を上り詰めると朱塗りの本堂とそれを取り巻く墓地が現れた。このような急傾斜地の墓地では高齢者の墓参は中々しんどいものであろうが、先祖を敬う心意気があれば、なんのそのかもしれない。
イノシシが耕しまくった墓地を抜けるときちんと整備された尾根道となる。道標はしっかりしており、その表示によると、どうやら我々は通称Bコースを登っているらしい。
島本さんによると、Aコースのほうが面白いとのことであるが、そんなことより空模様のほうが気になる係である。日浦山山頂に近づいたころ、大粒の雨が顔に当たってくる。雨宿りができそうな大樹を求めて、島本を斥候に出す。その偵察情報によると、頂上に広葉樹があるらしく本隊はそれを求めピークに上がる。結構な枝ぶりが小雨ぐらいなら何とか防いでくれそうであるが、なぜか雨粒はドンドン大きくなる。所定の休憩を終え縦走路に入るが、雨脚はますます強くなってきたので、スマホで降雨予報を確認すると、あと1時間くらいで真っ赤な雨雲が我々の真上に入ってきそうだ。
ビギナーの阿部さんも現在は元気であるが、ゲリラ豪雨が懸念されることから、安全第一で中野方面に下山することにした。
畝2丁目辺りの民家の車庫で雨宿りをし、海田市駅まで旧道を歩き海田市駅で解散する。