月日 2008年9月7日(日) (係)武田
参加者 大前、吉岡、横山、山本(文)、清水(会員外)
<行動記録>
この山行を考えた2ヶ月前は連日の猛暑だった。「夏はやっぱり沢よね!」の山本さんの言葉に、沢登りを計画。しかし、戸河内に入ると、20℃と道路脇の温度計。雨まで降り出した。 駐車場では、大前さんたちが待っていてくださった。昨日の広島県最低峰・最高峰同日登山の快挙を伺わせてもらった。
8時半には、雨が止んだが、空は真っ暗。天候を見ながら、行けるところまでと、沢道具を身につけ、9時に出発する。ちょっと寒いが、やはり、沢はいい。二つ目の橋の下から入渓した。小竜頭の滝まで30分。10メートル滝の側壁の鐙の乗越しと左岸へ渡るところが核心部だが、今日は水量が多く、昨夜からの雨のせいか、その周りの岩も濡れていて、滑りやすい。トップを横山さんが行く。大前さん、吉岡さんは遊歩道で先回りして高見の見物。左岸を渡る所に古びたハーケンでは不安だったのか、ナッツでランニングをとっている。そのナッツの回収に四苦八苦。20分近く格闘しただろうか、やっとの思いで回収できた。
F11は二段の滝でシャワーを浴びながら登る。みんなは右岸をへつっていくのだが、私は左岸に渡ろうとして滑って落ちてしまった。気温は低いのだが、水はあまり冷たくないので、シャワークライムも楽しい。次のF12夫婦滝は二条の滝で左のチムニー状の雄滝を登るのだが、今日は水量が多く、途中まで登ったが無理と判断して右側を登る。
今日の大竜頭の滝は、白い帯がとてもきれいだ。三ノ谷が初めての横山さんは、しきりに感心している。早めの昼食をとり、滝見をしようと大休止の予定だったが、止んでいた雨も降り出し、22人という下関からの沢登り大パーティがそこから上部の滝に先行したので、早々に下りることとした。
遊歩道を通って、駐車場まで下山すると、ちょうど12時であった。深入山西登山口にある東屋で大竜頭で出来なかったコーヒータイムをとり、蒸し暑い広島に向かった。
<コースタイム>9:00駐車場~9:30F8(小龍頭)~11:00~11:20F11(大龍
頭)~12:00駐車場