例会:恐羅漢


吉岡 好英

月日 2015年1月26日
参加者:宮重(直)、宮重(栄)、竹本、川崎、島本、徳永、桑田、
    (会員外)後藤、新山、田中、井沢、八幡ご夫妻
 24日夜から宮重夫妻と徳永さんは山小屋へ入り、25日は砥石郷山へ行く。
25日19時頃には揃う。さっそくリクエストのあったカキ鍋を、参加女性が二つの鍋で作っている間に川崎、徳永、島本、桑田にビーコンとプローブを持たせて屋外に出す。先週、埋めておいたビーコンをそれぞれが違う方向から受信し位置を特定させ、プローブで確認。さらにスコップで掘り出す訓練をする。掘り出す時の注意と掘り出してからの注意事項を言って、訓練を終える。出来上がった牡蠣鍋を卓上IHの上に乗せる。係りの誕生日ということもあり、酒の飲めない(飲まない)係りをダシに宴会が始まる。食事が終わった頃、?本のローソク(線香?)に火をつけたケーキが出される。皆さんの心遣いに感謝である。23時頃には就寝するが、屋根にたたきつけるような雨が降っている。風も出ていたので心配したが、朝には霧雨となっていた。
26日は山スキー組と歩き組に分かれ、スキー組は夏焼への登山道からどこかの尾根で主稜線へ、歩き組は立山ゲレンデから頂上へのコースで出発する。係りは山スキー組の桑田さんを連れてリフトで頂上直下まで上がる。桑田さんのスキー技術はニセコで確認しているが、シール歩行は初めてなので一通りの説明をして頂上へ向かう。頂上で待つこと10分くらい、山スキー組と歩き組が上がってきた。今日の雪の状態は最悪でモナカ状態。視界が悪い中、歩き組はワカンを履いてダイドコロ原へ下り始める。スキー組もコンディションの悪い雪だが滑走開始。少し下ったあたりの歩き組のワカンの跡がコースを外れた方向に進んでいる。スキー組の一人も亀井谷方向へ。GPSで何度も確認しながら、中の甲広場へと滑走を続ける。途中で笛を吹いて(聞こえないかも)位置を知らせる。スキーには過酷な雪だったので、歩き組のほうが先に中の甲広場に到着していると思っていたが誰もいない。しばらく待っていると歩き組全員が到着。笛の音が聞こえたらしい。スキーの一人もほどなく滑り降りてきた。全員が無事揃ったところで昼食とする。小休止の後、再びスキーにシールを付けて林道を歩く。林道終点から早手の分れに登り、さらに稜線を恐羅漢山方面へと登る。今朝登ったという、杉尾根手前の尾根上部でシールを外して滑走開始。この頃には雪はすっかり腐って、朝よりは滑りやすくなっていた。杉林を目指して、それぞれが好きなコースでシュプールを描く。悪い雪でも歩くよりは早い。
山小屋に返り、コーヒーとシナモントーストを食べ、解散する。
天候や雪の状態が悪かったがケガ、事故もなくホッとした。お疲れ様でした。
視界の悪いときはGPSが威力を発揮してくれますよ。使いこなせれば。
山スキーの際はビーコン、プローブ、スコップの3点セットは必携としています。

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