2021年12月25日(土) 係:吉村
参加者:上田、西村、曽根(会員外)
冬合宿へ向けての訓練として大山での山行を当初計画していたが、参加者のスケジュールがどうしても合わず、身体を動かす目的として宮島を登る計画に変更した。
<行動記録>
8:01、JR宮島口集合。8:15のフェリーで宮島へ渡る。鳥居はまだ工事中で足場に囲われている。下山後に大元公園で食事をする予定としたため、合宿参加予定者のザックは食材等でパンパン。これは合宿へ向けての歩荷訓練…。
登りは四宮コースからのルートを選んだ。8:45、「四宮神社」を散策し、神社裏側の斜面から弥山尾根へ向けて取り付く。このルートには人工的な階段はなく、真砂土の尾根をゆっくりと登っていく。少し上がってきたところで振り返ると、宮島の桟橋や対岸の廿日市市が綺麗に見える。さらに高度が上がってくると巨岩が出てきて乗り越えながら登るのでとても楽しい歩きだ。
斜度が緩やかになりしばらく歩くと防災無線のアンテナが現れる。下部にソーラーパネルが設置されているが、木々の葉は生い茂っているので日当たりは良くなく機能しているか心配になる。ここを過ぎると山頂はすぐそこ。
10:10、山頂展望台到着。空も青く気持ちが良い。360°の展望を満喫しながらゆっくりと休憩タイム。10:40、大聖院霊火堂「消えずの火」に吊るされている大茶釜のお湯をいただく。大聖院霊火堂を出ると、楽しそうにしている人発見。
11:00、駒ヶ林へ向かう。10分ほどで駒ヶ林山頂到着。先ほどまでいた弥山の山頂を眺めて、11:15多宝塔コースで下山開始。少し下りたところにある岩の上に立つと、前空方面が良く見える。
しばらく岩場が続きズリズリと下る。木の根っこと岩がごちゃ混ぜ状態のルートを足掛かり手掛かり探しながらで、とても面白い。11:35、祠のある大きな岩の下に到着。何を祭っているのかさっぱりだが、石仏の向いている方向は弥山頂上のようだ。さらに進むと鉄の階段が現れる。登ってみるとここにも祠がある。とても不思議な気分になる。
下っていくとだんだん岩も少なくなり、真砂土の尾根になる。秋に同じコースを下ったが、その時よりも羊歯は切られ整備されていた。12:20、多宝塔コースの登山口に出る。遊歩道まで出ると目の前には多宝塔。大きな桜の木があるので是非桜の時期に来てみたいと思う。
大元公園で昼食を楽しみ、冬の宮島を満喫。ザックの重さがかなり軽くなったところで山行終了。お疲れさまでした。