8月25日(土)
参加者:徳永、島本、川﨑、平本
今日も暑い…。にもかかわらず駐車場には5人集合。メンバーを見渡してみて、今日のお題は夏合宿で頑張ってきた1期生にリードを体験してもらうことにし、Bコース6合目へと向かう。滝のように流れた汗をぬぐっていると、駐車場でお会いしたHッシーさんが、「午前中はお1人」ということでご一緒してもらう。
定番の旧Aノーマル、お茶さいにロープをかけ、感じを確かめてもらってからリードしてみようという作戦。そして、ちょっとグレードを上げて「反抗期5.10a」をテンション掛けながらでも抜けることを第2目標にして、それぞれロープをかけに散った。Hッシーさんは、我々の最終目標の反抗期を「じゃあ、アップに…。」とサクッとトップロープにしてくれて、その勢いで次に取りついた徳永さんは背中に射すような日差しを受けながらセミ状態となってしまい、汗だくで下りてきての一言は「次の方、アップがてらどうぞ。」当然、皆の反応は鈍い…。
さて、川﨑さんは、リードで登れるルートを少しずつ増やしているようだ。お茶さいにかかっていたロープを、島本さんが登る前に「登り方がわからないだろうから」とわざわざ抜いてリードで登って見せた。さて、これが参考になったかどうかは、島本さんに聞いてみないことにはわからないのだが…。
平本さんは、旧Aフェースを例の粘っこい登りでクリップも卒なくこなし、初リード成功。続く徳永さんは、クリップに手間取りダメ出しとなったが、全員の頭を突き合わせてのクリップ指導で後に成功。こんな時、島本さんは「どうして逆クリップはいけないの?」と素朴な質問をぶつけてくれる。そうそう、命にかかわることです、こんな質問は大歓迎、というか、わからないまま納得してしまってはいけないのです。ただこの先、「これはNG」ということはあっても「これが正解」ということはないこともあり、どうしてこれが×なのか、どうしてこれを○としているかを理解していくことが重要になっていくと思います。
さて、係はと言えばHッシーさんがかけてくれた神の糸にぶらさがり、おニューのロープにテンションかけまくるという非人道的な行為を繰り返した、指の皮が悲鳴をあげるまで。
午後になると、Gリちゃんも到着され、こちらもアップにと練習クラックにそのままロープを残してもらったもんで、我チーム交代に取りつくが練習にさえならない状態。出だしでクラックの左側の棚に乗って、クラックに入れず敗退したり、クラックに手を入れた途端、振られてぶら下がる、といった始末。ああ、ここでも神の糸サマサマ。
我々にとっては、今日のゲストお2人が、「チーム神の糸」だよぉ…。