八郎川源流域の県境稜線縦走


松林

12月6日 係:松林
参加者:横山、吉村(光)、三谷
<行動記録>
 大山で初雪を触るつもりだったが、雪不足で新人も不参加。木・金曜に期待していた降雪も少なく、遠い大山へ行く目的を見出せなくなったので、急遽、県境稜線シリーズの続きに切り替えた。目標は、三坂八郎トンネル~松ノ木峠だったが、6月の会の山行で広高山~冠山を歩いていたので、トンネル~広高山(小川林道アウト)の計画にした。
 トンネルの左脇から尾根に取り付き、15分で県境稜線に到達する。積雪は3,4cm程度。左に折れ、先のピークで右。鞍部を過ぎて左に折れ、南の1109mピークへ向かう。県境稜線がピークより少し手前で折れているためにピークから折り返すが、主稜線が見えない。GPSを出して戻り過ぎていた皆を再びピークに呼び戻し、「少し角度が違っていたけど、尾根はこれしか無い。」と下り口に灌木が密集していた尾根を下る。しかし2分ほど下ったところでGPSを確認すると県境稜線とずれており、右を見ると別の尾根がある。大失態だ。再度ピークへ戻り、GPSで進路を補正しながら植林の一様な斜面を少し下りると、鞍部とその先に延びる県境稜線が見えた。県境縦走シリーズでは毎度のように、こんな雑さで時間を無駄にしている。
 1本休憩を入れて気を取り直し、再出発する。1111mピーク周辺は開けていて、右手後方に大神ヶ岳と赤谷山、左手前方に寂地山の山塊が見える。ここから東寄りに進路が変わり、1048mピーク、1002mピークを目指して進む。藪は激しくはないが、踏み跡が無く、アップダウンも多いのでスムーズには進めない。初めてのルートだというのに、係以外は精神が死んでいる。
 1121mピークには11:30着。計算上、日没までに小川林道に辿り着くことは可能だったが、設定した折り返しタイムリミットを過ぎていたので、1136mピークとの鞍部から沢沿いを下って作業林道へエスケープすることにする。鞍部からはすぐに流水が出始め、左右に水を避けながら下る。途中で道草を食っていて遅くなったが、作業林道に出て20分、三坂八郎林道に出て20分でトンネルの前に戻り、終わりとした。
<コースタイム>
6:50 三坂八郎トンネル東口 → 7:05 主稜線 → 7:45 1109mピーク 8:05 → 9:00 1111mピーク東→ 10:15 1102mピーク → 10:55 1060mピーク → 11:30 1121mピーク 11:40 → 12:20 作業林道合流 → 12:40 三坂八郎林道合流 → 13:00三坂八郎トンネル東口