2021年10月30日(土)~31日(日) 係:吉村
参加者:福永、上田、西村、堀田、曽根(会員外)
早いものでもう山が赤色や黄色に彩る秋。聞くところによると今年は「きのこが少ない」との情報であるが、ネットの記録によると紅葉がピークとのことで、天候も問題なく秋を満喫する山行になるのは間違いない。
<行動記録> 記:上田
8:00広島発、途中「比婆の里」にて休憩がてら名物店主と談話を楽しみ、13:00比婆山古道登山口到着。準備を整え、吾妻山ロッジ手前の登山口まで車道を歩き、14:15山へ入る。早速きのこ探しにスイッチが入る。歩き始めて5分、吉村さんが見つけた倒木へ近づいてみると、たくさんの立派なムキタケとヒラタケを発見した。きのこが少ないと心配していたが少しホッとする。
気を良くして次のきのこ発見へ意欲が出すが、登山道以外は笹に覆われており倒木が見つけにくい。ある程度目星をつけて笹の中に入り込んで行くことに。
遠くに見えた立ち枯れの木まで散策に行く堀田さん。結局見つからず笹をガサガサ搔き分けて登山道に戻っていると他の登山者から熊か何かと間違えられ「やばい!なんかおる!」と警戒されたらしい。
最初のムキタケ以降は結局何も発見することは出来ず、吾妻山分岐に到着するころにはブナ林は終わっていた。振り返ると吾妻山とススキの風景が綺麗。
15:40 大膳原キャンプ場へ到着。避難小屋内にはすでに10名弱の登山者が泊まる準備をされており、我々の寝どこは避難小屋内の土間にブルーシートを敷き雑魚寝スタイルとした。焚火エリアにも10数張りのテントがすでに張ってあり、ど真ん中で焚火をすると火の粉が飛んで行きそうなので端っこの方の焚火場を使った。きのこ鍋を堪能しながら久々に山の宴を楽しみ、その日を終える。
その夜中、予想に反して一時的に雨が降った。
翌朝、雨はあがっていた。鎮火された焚火跡をほじくり返し、濡れていない部分で再び焚火を起こし朝食を済ます。
8:20大膳原キャンプ場を出発、9:00烏帽子山を経由し9:50御陵へ到着。太鼓岩や産子の岩戸を散策。イチイの木に赤い実がたくさん生っている。食べてみると甘くて美味しい。しばらくみんなで鳥のように実を食べる。
その後もきのこを探しながら比婆山古道を下る。写真にはないが「ヌメリスギタケ」と思われるキノコも発見、携帯がつながる場所なのでグーグルレンズやピクチャーマッシュルーム等の携帯アプリが大活躍。
下りる途中、道端にムキタケを発見。最後にビックサイズを見ることができ、今シーズンも納得のいくきのこ狩りとなった。
12:00比婆山古道入口に戻り、山行終了。また来年も行きましょう!
<コースタイム>
(10月30日)
8:00 広島発 → 13:00 比婆山古道登山道 → 15:40 大膳原キャンプ場
(10月31日)
8:20 大膳原キャンプ場 → 9:00 烏帽子山 → 9:50 御陵 → 12:00 比婆山古道入口→広島へ