月日 2月13日(日)
<行動記録>
「昔の書物によると、今回の山は高宮郡にそびえ、高さ七丁半(833m)とあります。参加されていた方には、『白渋山今昔メモ』をプレゼントしますのでお楽しみに!」を楽しみに、参加した。2週続いての、白木山である。
今回は、狩留家駅から歩き出す。駅を出て右に曲がり、三篠川を上西橋で渡る。吊り橋の所で大谷川(左の支谷)に入る。車道が左の所で、沢沿いに登る。石垣積の道跡が、この道が往時は大切な道であったことを想わせる。「蛇連の滝」「岩屋」などの看板や田部さんのマークもたくさんある。数日前の雪で倒れた木と崩れた橋跡の迂回で、ちょっと時間がかかるが、とても歩きやすい道である。上部の伐採のため、立ち入り禁止区域をかすっているが、今日は日曜日。工事もお休みなので、通らせてもらう。白木山登山道に直接出られるはずなのだが、大きな作業林道が作られており、人の背を越す土壁で登れそうにないので、中尾山まで引き返し、白木山にむかう。
稜線伝いの道だが、ここからの雪は深く、膝まで埋まる所があった。霧氷がすばらしく日差しが当たり、きらきら光ってとても美しい。バリエーションルートから一人のトレースがあるだけ。静かな白木山だ。
山頂小屋では、3組4人の登山者がいた。なんと20年ぶりの再会もあり、和やかな昼食となった。下山は、つるつるの山道を白木山駅に下った。
(記 武田)