3月19日(土) 松林
参加者:川本
日程の都合で3連休の富士山の山行は不参加としていたが、富士山の山行が中止で別メニューとなったため、急遽土曜日に川本くんと窓ヶ山でクライミングをすることになった。
自宅のある東広島では7時台はまだ霧雨が降っており、行きたくないモード満開だったが、8時ごろに雨が漸く止み、気持ちを切り替えて準備をして出発する。10時半、西風新都を通過するころには晴れ間が見えていたが、窓ヶ山の第二スラブに着くと、そこはまだ霧に包まれていた。乾き待ちに、と準備していたカムのセット、ハーケン打ちの練習を小一時間ほど行う。
第二スラブに日が照って岩が乾いてきたので、「秋桜」の終了点にトップロープをセットし、懸垂下降で下まで降りて、川本くんから登る。自分の番になり岩初めの衝撃(冬場に岩登りから遠ざかっていた者が、岩登りを再開する際に受ける精神的ダメージ)を受けるが、少しずつ登って行くと精神面が回復し、終了点に辿り着く。上部はクラック(というよりは溝?)に土が溜まっており、進み難かった。
左の「楽しいピクニック右ルート」にロープを振って、登る。自分は離陸時のムーブが分からずA0。川本くんは途中で「フェイスを直登するんですか?」と聞いてくるので、「レイバックじゃ」と答えると、「それなら簡単じゃないですか」と言うが、型ができず時間が掛かっている。困ったヤツだ。
西面はまだ濡れていたので、「はやぶさ岩」に移動し、トップロープをセット。「難破船」だったか「クリニック」だったか?を登り、ロープを延ばして「空も飛べるはず」の終了点に掛け直す。終了点までのアプローチが悪く危険なため、「ここはリードでセットしたほうが良い」ということが分かった。二人とも、終了点直下の核心部は一回では抜けられなかった。
コンディションは悪かったが、4本登れたので良しとしよう。