№46 臥竜山読図踏査(ヒュッテ前泊)(係)横山
<月日>10月18日(土)~19日(日)
ヒュッテの利用促進例会第4弾で、今回は臥竜山の読図踏査を実施しました。
前日は、あいにくの雨模様ですが、ビギナーの中村さんはドッキング時間の17:30前から入山され、係が到着時にはエコロジーキャンプ場の視察を行っておられました。
次着の係は早速小屋を開錠し、ビギナーの中村さんには空気の入れ替えと掃除をお願いしました。
ハイハイ、係は浄水器の逆洗作業などの特殊業務に専念し約30分簡易メンテに没頭したのですよ。
おっつけ田房さんも到着され、3名での豪華プチっと鍋での晩餐開始です。
おッとそうです。藤岡さんは塾の都合で、今回は当日参加となりました。
日曜日6:00起床。早々に朝食うどんを摂り、7:15車3台で八幡高原の自然館前駐車場に赴きました。
我々到着時、既に藤岡さんは登山準備を整えておられており、やる気満々です。
懸念していた空模様も一応落ち着いており、8:15いざ出陣です。
今日は読図踏査とうたっていますので、当然紙地図持参です。
先ずは登山口の検索です。舗装道路を北へ辿り、熊出没注意の看板を右手にやり過ごすと、そこは行き過ぎていますよ!なんという読図例会でしょうか?
引き返すこと5分、先ほどの熊看板から遊歩道が東に延びており、「そうだねー。ここが登山口だねー・・・。」なんて、ごまかし口調で8:35ここからが踏査本番です。(ロードマップは不得意の係なのよ。)
分岐ごとにシルバーコンパスを紙地図の上で、くるくる回転させてエキスパートぶりを披露する係です。
充電が切れると地図が無くなるヤマップと違い、紙なら安心ですね。
道すがら、昨日の雨をたっぷり吸収したキノコ君がところどころ跋扈しておりますが、今日は、キノコ博士が不参加なのでやめましょう。
ところで、ジルバ―っていったい何なのですかね?
藤岡さんが持っていればヤングコンパスなのでしょうかね・・・。
雨上がりでしょうがないにしても、このように五里霧中のロケーションでは、係の踏査力の見せ場がショボいのですが・・。
そんなこんなで歩いていると、10:40いつの間にか臥竜山の頂上です。360°の大展望(シルクの空間)を満喫し、下山開始となりました。
ここまでの道すがら、他の登山者とは全く出くわさなかったのですが、林道終点の水場上部でやっと高年女子パーティー3名とすれ違いました。(水場に乗用車が駐車されております。)なーん茶ってピークハントでしょうか?
その後、腐れ落ち葉に何度か足を取られながらも、無事八幡高原のすすき野原に降りたちました。
ここら一帯は、湿原(八幡湿原)となっており、例の植物学者である、牧野万太郎博士も何度か来広し、カキツバタを絶賛されたとの言い伝え(記録も)があります。
しかし、凡人の我々4名は、湿原には目もくれず、白ネギ物色のため、出発地の直産売店へと急ぐのでした。
12:20駐車場には、今朝ほどとは違い、多くのマイカーが来場し、蕎麦屋館も満員御礼の活況ぶりです。
白ネギ、ニンジン、ヨモギ餅など物色し、今回の読図例会を完結致しました。皆さんお疲れ様でした。
追伸、藤岡さんの報告では、蕎麦屋の玄関には9月末に熊が出没したとの張り紙があったそうです。くわばらくわばら・・・。
