三谷

月日：2020年10月3日

＜行動記録＞

やっと県外移動が解禁されて久しぶりの県外山行。
鳥取県御机の鏡ヶ成のキャンプ場でキャンプして烏ヶ山に登ってきた。
早朝広島を発って奥大山周辺をドライブする。江府町の貝田から御机の田園地帯を走ると、大山の南壁と烏ヶ山が覆い被さるように迫ってくる。収穫期を迎えた稲が黄金色に輝いてきれい。
木谷～鍵陰峠～三ノ沢へと足を伸ばし、笛吹山まで登る。夜は烏ヶ山を望めるキャンプ場で観月キャンプ。

キャンプ場の対面にある登山口から登る。植林帯には作業道が付けられていた。1000mあたりから続く滑りやすい急登と笹の藪漕ぎに難儀した。露払いで全身ずぶ濡れになる。1200mあたりからロープと鎖が設置してありやせ尾根となる。新小屋峠への分岐点の手前の南斜面が大きく崩落しているので注意が必要。遠回りだが新小屋峠コースから登った方が無難。

2時間強で南峰を経て北峰へ登頂。眼下はガスに覆われていたが、風に飛ばされて大山の主稜線まで見えるようになった。下山は新小屋峠のコースへ。このコースはブナの森が美しく、小鳥も賑やかだ。烏ヶ山北面の岩壁も見渡せる。まもなく紅葉の時期になる。上部はわずかに色づいている。
烏ヶ山は四季通じていろいろな楽しみ方を提供してくれる。奥大山スキー場から南面をダイレクトに登る、地獄谷から烏谷、健康の森から本峰の西のルンゼなど。いずれも地元山岳会の記録を参考にさせてもらった。