~90周年記念山行~
日程:2020年8月9日~8月15日 ※移動日含む
<係>吉村
<参加者>宮本、坂口、松林、上田、西村、田中、堀田
<行動記録>
8月14日 5日目 (記)松林
安全圏に到達しており急ぐ必要もないので遅めの起床。数少ない薪を集めたり、魚釣りをしたりでゆっくりと過ごす。水の流れもそこそこあるので魚は釣れないだろう、という大方の予想に反し、田中さんがイワナ(10数センチと小さかったが)をゲットした。
朝食も支度もゆっくりしていたので出発はかなり遅くなった。宿泊地の左岸側の岩場を進んで渡渉する場所を探すが目ぼしい場所がなく、結果、宿泊地まで戻ってB沢出合の分岐へ向けて渡渉することになった。
たった15mの渡渉のための沢装備を片付け、薬師沢小屋と高天原とを結ぶ登山道に合流する。前日に「今までのへつりに比べたら、明日からの登山道は高速道路だ」と誰かが言っていたが、しばらくは全くそんな快適な道ではなく、川縁のゴロゴロした石をつたって歩いた。
薬師沢小屋に着き記念写真を撮って黒部川と別れ、3時間で標高差400m強、のなだらかな登りとなる。序盤に「カベッケが原」という湿原を通り、ところどころに現れる高山植物を見ながら進む。徐々に背後の視界も開け、黒部川源流域の峰々が姿を見せる。食糧が減って荷が軽くはなっていたが、夏の日差しが照り付けて脱水気味となり、辛い登りだった。
太郎平小屋に着くと、「折立で熊出没によりキャンプ禁止」との情報が入り、この日の目的地を折立より亀谷温泉へ変更。温泉の営業終了時間も考慮して急ぎ気味に下山する。2時間は1870m三角点までの緩い下りだったが、最後の1時間での500m差の下りが急で脚に応えた。
業者が回送した2台の車に乗り込み、亀谷温泉へ移動。受付終了時間は過ぎていたが営業時間内ならOK.ということで間に合い、入浴後は近くの公園に移動し乾杯した。
8月15日 ※移動日 (記)松林
亀谷温泉 → 立山駅(解散) → それぞれ広島、関東へ 関東組の2人を立山駅に送って解散とし、広島までの長い道のりを運転して帰った。
<コースタイム>
8/14(金) 晴れ
6:00起床、釣りなど → 8:30泊地発(渡渉) → 9:00沢装備解除 → 9:40河原歩き開始 → 11:20薬師沢小屋 → 14:40太郎兵衛平 → 16:45三角点 → 18:05折立着 → 19:15白樺ハイツ(温泉) →20:00泊地(白樺ハイツ横東屋)
8/15(土) 晴れ
5:30泊地発 → 6:00立山駅(関東組とお別れ)、流杉スマートICへ → 15:00小谷SA(解散)