セルフレスキュー講習会


横山正雄

         セルフレスキュー講習会  横山
<月日>11月23日(金)    講師;神庭隊長
<参加者> 久保、川崎、徳永、平元、島本、保見、宮重、兼森、元廣
<内容> 毎年恒例の、秋季レスキュー講習会を神庭講師を鳥取から招へいし、窓が山にて開催した。
 係は前日勤務のため、9:30現場到着となったが、そこはそれ、あうんの呼吸で神庭講師が先行してカリキュラムを進めてくれた。
 しかし、生憎の小雨模様。自然壁が乾くまでの時間を利用し、間髪いれず憩の森末端の東屋でハイラインの展示から始まった。ハイライン?・・・聞きなれない用語だが、訳せば(斜めロープブリッジ救出)である。
ポイントは、ブリッジラインの張り込み方法に尽きると言えよう。滑車原理を応用した3分の1減衰システムと多人数直張システムを体験した。
その後は、冬合宿を想定したフィックスロープの設定とフォローの仕方を説明した。
 11:30少し早い昼食を摂り、12:15東尾根に向け出発する。
ここでは、クライミング中でのリードロープ仮固定方式を学んだ。これからアルパインクライミングを志す受講者にとって、とても新鮮かつ、重要な講習となったのは間違いない。
 時間は15:30。自然壁での講習も一段落となり、いよいよ総合研修である。今回は、下山路を利用した、負傷者搬送技術の講習となった。
ザックを利用し下肢骨折に見立てた武田さんを憩の森トイレ前まで交替で担ぎ下ろした。
さらに、その後はシート搬送に切り替え駐車場まで全員での搬送で締めくくった。
1年に1回の講習会であるが、これからの1年間、あらゆる機会(雨の例会山行時等)を利用し、各自復習をしていただきたい。
1年間無事故で山行を楽しんでほしい。

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