紙祖川 沢登り


上田(大)

2020年8月2日(日) 係:上田(大)

参加者:松林、西村、田中(剛)、堀田

夏合宿前の最後の調整として河原歩きと泳ぎのある沢を選択した。さっさと遡行して早めに切り上げようと考えていたが宿泊装備を背負った状況ではやや勝手が違った。遡行記録は少ないが、沢の透明度は高く淵の水の流れが速い。渡渉も多く黒部上ノ廊下の練習には良い沢であったと思う。

<行動記録>  ネットでも紙祖川沢登りの遡行記録はほとんどヒットしない。遡行距離が8km弱あるため出渓ポイントに車1台をデポし、もう1台で入渓ポイントに向かう。途中、釣り師が2名ほど準備をしていた。入渓ポイントは県道42号線沿いの車を止められる砂利のスペースとした。

ここを入渓ポイントとした

9:20入渓、ひざ下水位の河原みたいな沢である。透明度は高い。

穏やかな入渓ポイント、ヤマメやアマゴが生息しているらしい

9:40しばらく歩いていると瀬と淵が始まる。瀬はジャグジーのように白く泡立っており足の置き場を慎重に探して進む。淵は軽装なら泳いで進むことも可能だが、荷物が大きいため各自へつったり、荷物を斜めにして泳いだりと工夫をしながら進んでいく。

へつる松林、ここはムズかった
このジャグジーで2人流された

自分は泳ぐ時にザックが頭にあたらないように、ザックのフレームを抜いて且つパッキングを小さくする工夫をしてみたが、浮力でどうしてもザックが浮いてしまうので、泳ぐ時にはザックのショルダーハーネスを伸ばし、チェストストラップとウエストベルトは外して泳ぐことにした。

泳ぎの渡渉、水流の弱点を突く
また泳ぎの渡渉~

淵は流れが速いので渡渉を強いられることが多いが、全員が水流が弱いところを見抜いて渡れるようになってきた。 滝がまったく無く、ひたすら河原と瀬と淵を歩いたり、渡渉したり、泳いだり・・・の繰り返し。

いつも流れの強い方を選択するMな田中
またまたジャグジー、さすがにこれは全員パス
お清めタイムの西村
ザックを外しても浮くか確認中の松林、少し不安そう~
その後も瀬と淵がつづく、そろそろ歩くのが疲れてきた~
ヘロヘロでも頑張る堀田

その後もひたすら歩いて、へつって、渡渉して、泳いで・・・16:20出渓~。満腹です。最後はひざ下水位の水から足を上げるのも一苦労でした。 出渓後は合宿で2~3人用のツェルトに3人寝れられるか現物確認し、解散。

道路工事中なので、夢ファクトリーみささの手前で出渓

宿泊装備での泳ぎ、装備の防水確認、渡渉などなど、合宿前にやれることはやった感満載の沢でした。来週は天候が良いことを祈ります。

<コースタイム> 8:40夢ファクトリーみささ付近集合 → 9:20入渓(集合場所より8km下流) → 16:20 出渓(夢ファクトリーみささ付近)→ 17:00 解散

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