4月15日(日) (係)宮重(直)
参加者:横山、宮重(栄)、赤井(美穂、鈴)、神庭、高田、池野、野田
<行動記録>
神庭、栄作、係で前夜泊。3人でチヂミやアサリのビール蒸しで軽く飲んで就寝とする。
翌日、一番に現れたのは岳人君。集合まで一時間以上あるので自転車で走ってくると言い颯爽と去っていった。残された三人は朝のコーヒーと朝食にとりかかる。
次第にメンバーが集まり8時40分出発。今日のオーダーは、栄作、神庭のうさぎチームでグレータワー。あとのカメさんチームでAフェースのトップロープ大会。
さて、下の岳取り付きでうさぎさんチームと別れて、我々はAフェースへ。が先客あり。かなり図々しくあがりこみ、隣の「お茶のこさいさい5.9」にトップロープをはった。なかなか皆さんが苦戦している間にノーマルルートが空き、横山さんも到着して2本にふやす。
この2本を済ませたら青白に移動してクラックの洗礼を受けてもらおうという予定だったが、今日はここで十分のようだ。登り終えた横山さんと赤井ちゃんにはボルト3本の「反抗期5.10b」のルートを案内。(実は私もギリギリでした・・)登山道からはグレータワーの様子が伺え、係はカメラマンへと転身、泣き言のような悲鳴とともに飛び移る瞬間をショット!カメさんチームの今日の課題はスメアリング。ペタッと足を置き、膝から下を母指球に押し付ける様にして緩傾斜の斜面に立っていく。簡単そうだが初めてではなかなか難しい。交代で悪戦苦闘しているうちに、天狗の踊り場からラッペルで下りてきたうさぎチームと合流。暑すぎず、寒すぎず、絶好のマルチ日和だったようだ。さて、5.10bの隣は「ダイレクト5.11c」である。これへ栄作クンがトライ。カチカチのバランスの悪い下部をこなしたら、核心部の小ハング越え。ここは極小スタンスにスメア気味に立ち、ハングを形成するアンダー、又は持ちにくい三角ポケットでバランスを取りながら左上のサイドを取り、粗い結晶で体勢を保ちながら足を高い位置において乗りあがり、ハングを超える。が、右足があがらない・・足が上がったら今度は右のスローパーに手を伸ばし、両足スメアでペタペタと上がるのだが、ここら辺はボルトが足元になり違う汗が噴き出す・・・これを悲鳴を上げながら何とか上まで抜けた栄作クン。そのロープに群がるように神庭、横山、係が種まき(消防用語?)に出かける。この種がいつか芽を出して大きな花が咲きますように・・新旧、それぞれ力を出し切って終了とする。
さて、来月からクライミング技術講習なるものが始まるが、安全に登る技術をしっかりと身につけていきたいものだ。そうは言ってもクライミングは登れてナンボ、楽しむためにはやはりスキルアップも必要だ。メンバーを見ていると、やはり参加回数が多かったり、練習に時間を割いている人が上達しているようだ。例会プラスアルファでテクニックとスキルを両方磨いていきましょう、お互いに。