期日:2021年4月10日
参加者:遠藤、会員外(新山、坂原)
寒風山から笹ヶ峰へ縦走の計画を立て、参加者を募ったら3名から参加希望とメールが入った。いつものことだが平均年齢68才の高齢グループとなった。
4月10日午前3時30分頃、宮島SAを出発して山陽自動車道、しまなみ海道を走って四国へ。R.194を走り、長い寒風山トンネル(約5200m)を抜け、さらに曲がりくねった道路を走って寒風山登山口へ。到着は7時前だったので心配していた駐車場は空いていた。
絶好の登山日和で晴れ渡っているが寒い!支度を済ませて登山開始。登山口からいきなりの急登が続く。駐車場が真下に見える感じだ。ロープが張られていたりはしごが設置してある登山道をゆっくり登っていく。危険箇所にはロープなどが張られており、覗いてみると結構高い。桑瀬峠に着くと寒風山は目の前。登山道脇には霜柱や氷柱が下がっている。寒いはずだ。桑瀬峠で小休止。
目前に迫っている寒風山を目指して、笹の中に続いている登山道を歩く。スタートから約2時間、寒風山に到着。数名の先行者が休んでいた。遠くには瓶ヶ森やしまなみ海道・来島海峡大橋などが少し霞んでいるが見ることが出来る。笹ヶ森やちち山、冠山などが見える。南を見ると山並みの向こうに太平洋も見ることが出来る。空撮をして笹ヶ峰への縦走を開始。稜線上に続く笹の中の登山道歩きは、広島の山にはなく気持ちいい。気温が低く、ほとんど汗をかくことはなく、立ち止まると寒ささえ感じる。P.1740から稜線北側を巻くように登って行くと笹ヶ峰頂上へ出た。ここも数名の登山者がいる。じとしていると寒いので、用意して持ってきたライトダウンを着て昼食。他の登山者は歩いてきた寒風山へ引き返す者、笹ヶ峰登山口へ下る者もいる。昼食を済ませて寒風山までMavic Air 2 を飛ばしてみる。復路はほぼ縦走路の上を飛行。歩くと90分近くだったが、ドローンは3分くらいで帰還着陸。ドローンを仕舞う間、3人は寒いので少し下で待つと言って下りる。
笹ヶ峰登山口への登山道、笹がしっかり刈られており、クッション性も有り膝への負担が少なく歩きやすい。高度が下がるにつれ傾斜はキツくなり、ところどころロープが張られている。若い頃はなるべく掴まないようにしていたが、今はありがたい存在となっている。笹ヶ峰登山口へ下山後は、どこかの車を捕まえて寒風山登山口駐車場手前の三叉路まで乗せてもらおうと考えながら下る。ところが登山口へ下ると多くの駐車があると思っていたが、駐車中の車は一台だけで持ち主は見当たらない。諦めて3.6kmの道路を歩いて寒風山登山口へ帰る。途中、キレイな滝や岩が崩れ落ちているものと思ってみたら、どうやら木の化石のようだった。1.5mくらい上を見ると大きな木が埋まっていたが、これが剥がれ落ちたようだ。持ち上げてみると木片?はズッシリと重い。木の目も見られるので化石に間違いないだろう。のんびり道路を歩いて寒風山登山口駐車場に帰り、今回の山行を終了して帰りました。宮島SAには19時過ぎ帰着し、解散しました。
コースタイム 寒風山登山口(7:21)~(8:08)桑瀬峠(8:15)~(9:20)寒風山(9:45)~(11:12)笹ヶ峰(12:21)~(13:39)笹ヶ峰登山口(13:43)~(14:39)寒風山登山口駐車場