個人山行 宮島駒ヶ林


三谷

月日: 9月27日(土)
参加者:元廣、平本、保見、兼森

石鎚山北壁を控えてみなさんトレーニングを行っているということで、駒ヶ林の人工ルートを登ることにした。
朝8時過ぎのフェリーに乗り大元公園を目指す。朝早いこともあり閑散としている。
一般登山道の風穴から十六から十七丁の間に取り付きがある。ちょっと登りすぎてしまった。
先発は保見さん-元廣さんのつるべで、保見さんは核心部のハングを挑戦、後発は兼森さんー三谷-平本さんで、兼森さんは本人の希望でリードに挑戦。
登攀開始は10時。
1Pはノーマルルートと共通で、クラックからバンドに移りトラバースしていく。しかし、1Pでルートを間違えてしまい(登りすぎてしまった)、時間をロスした。メンバー全員わかっているという先入観が。事前にしっかりと打ち合わせしておくべきだった。
1P目の終了点から、さらにトラバースしたところに2P目の取り付きがある。2P目からは人工になる。2P目から上はボルトに導かれるように登る。傾斜は緩いが、上部はフリーで登るポイントもあって時間がかかる。傾斜が緩いとアブミに足が入れにくく、つま先が痛い。40m近く登り、ハングの下でピッチを切る。
3P目は核心部のハングを越える。保見さんがハングで格闘されている。両足ともアブミに乗ると上体が反ってしまい、ルーフをなかなか越えられない。みんなたっぷり時間を登ったため、予定時間を大幅に超過してしまった。
4P目はノーマルルートと合流し、ブッシュの中を登って頂上まで抜ける。登攀終了は16時。ライトアップされた美しい鳥居と本殿を眺めながらフェリー乗り場に向かう。
粘りがあるが一つ一つの動作が遅いため、スピーディーに登れない。大きな壁に行くにはまだ課題が多いが、ミスと無駄な動きを減らして次の課題に取り組んでいきたい。時間がかかる原因をよく考えたい。
しかし、ゲレンデでは考えてばかりで実際やってみなければ、前進することはできない。初めてのルートにリードで挑戦した二人はよくがんばられたと思う。
翌日もそれぞれ疲れ知らずで、沢登りへ、クライミングへ向かうのであった。

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