月 日 8月28日(日) (係)赤井
参加者 宮重(直),川﨑,平本,徳永
<行動記録>
8時半,三倉平駐車場集合。当日は岳連のレスキュー講習会もあり,駐車場は人で溢れかえっている。山岳会からは,名越さんがこちらの会に参加してくださった。今度,伝達講習会も予定されているので,お楽しみに~(後で聞いたところによると,びっしりメモをとられていたそうです!)。
それを横目に,9時前に青白ハング目指して出発。それぞれ,ロープを持ってもらい,係以外の皆さんは,前夜の雨で湿度が高い中,すいすい登っていった。青白に到着するころには,汗だく。そして,岩は前夜の雨で湿っていた。しかし,天気は持ちそうなので,講習開始。宮重-川﨑-平本と赤井-徳永の2パーティに分かれて,まず,アップに門前払いから。やや湿っぽいけど,なんとか止まる。リード&フォローの形で各パーティ全員終了点に集まって,懸垂下降。それが終わったら,食べ物を口にしてから,今回のお題「チムニー」へ。ノーマルチムニーを登って,スーパーチムニーの終了点から懸垂して下りることになった。
ノーマルチムニーを直子さんリードで登り,その後,新人さんたちもフォロー。じりじり身体を上げていくのだが,コツをつかむまではなかなか難しい。係もリードでととりついてみるものの,全くプロテクションがとれない状態に心が折れた。「神の糸プリーズっぅ。」の声に,上から下りてくるロープ。あ~助かった。何とか抜けたが,これをリードできる精神力って一体・・・。直子さん,もう,あたしゃ,あなたについていきますっ。
新人さんたちも長い長いチムニーを堪能したようで,抜けたみんなは放心状態。懸垂しており,青白の広場に戻ると15時すぎ・・・。おっと,昼も食べてないのに。頑張り過ぎたようだ。
遅い昼食をとりながら,登りに来られていた三倉の神様R粂さんと,しばし歓談。ノーマルチムニーは本当に三倉らしいルートだと絶賛されておられた。うん,そうか,そうか。あんなに長いきれいなチムニーは滅多にないのか。確かに,すっきりしていて,本当にチムニー登りをするしかない。しかも20mほぼノンプロ。こういうところで,鍛えられているから,広島から優れたクライマーが出るんでしょうね。もっと,三倉に通わないとね。で,夏の暑さと放心状態のまま下山し,16時半過ぎに解散とした。
さて,クラ技も残すところ,後3回。いよいよ三倉を舞台にしたマルチピッチクライミング。これまで学んだことの総集編となります。会員のみなさんの積極的なサポートに期待します。よろしくお願いします!