クライミング技術講習会1in天応


横山正雄

<月日>5月18日(日)
<参加者>宮重(直)
 平成20年度事業の第1回クライミング技術講習会の幕開けは、今年も天応でスタートとなった。
 山の茶話会での次回山行打ち合わせでは、入会希望者が参加するとのことで申込用紙一式を持参し、あれやこれや準備万端現地に赴いたが、集合時間の8:30になっても宮重さん以外は集まらないのはなぜ?
 8:45まで駐車場で待ってみたが残念!
今日は2人だけの講習会としよう。
 滑岩基部にはいつもの労山の2名が既に陣取っておられ、我々もそそくさと準備する。
 今日は新人がいないので、急きょ中堅クラ技に切り替える。
 先ずはカモメのトラバースから足慣らしといこう。つるべなので必然的に係りがトラバースを受け持つこととなる。
 黒びかりした艶やかなスラブにフィーレの母指きゅうを押しつけて、なんとか苦し紛れにスリップを回避しているのだが、昔のリングボルトとは違い、ステンのハンガーボルトがとっても心強く感じるのは僕だけかな?
 足慣らしを終え、2本目は金魚ダイレクトに取り付く。宮重さんがリードするのだが、10aにしてはモタツイテいる。
「そこは11a金魚スーパーダイレクトですよ!」とのアドバイスが労山パーティーから飛んでくる。(どうりで、どうりで。)
 いったん下降し、10aの方にルートを取り直す。
 「ナットク!」と言いながら、宮重さんがどんどん伸ばしていく。
 係りも何とかギリギリでホローし13:30遅い昼食とした。
 午後の部は、マッチ箱から第1ポピュラー上部に抜け、リード技術の講習を修了した。
 第2部はロープの張り込み技術(ブリッジラインの設定)を確認し、16:00中堅クラ技第1回を修了した。

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