道後山・猫山


2020年5月16日(土)~5月17日(日) (係)吉村

参加者:上田(大)、西村、田中(剛)

新型コロナ感染拡大防止のため県外の阿蘇 根子岳山行計画は中止し、ネコに絡めて近場の猫山を登ることとした。

<行動記録>5月16日(土) 午前中は雨のため13時前に月見ヶ丘駐車場に到着。初日は道後山、2日目に猫山とする。雨は上がったが霧で視界は30m程度の中、西村の読図訓練も兼ねて13:38駐車場を出発、岩樋山を経由し道後山に15:11到着。後で調べて分ったことであるが、道後山は比婆山の遥拝エリアに入り、岩樋山には道後山神龍石(こうごいし)が置かれているそうである。そのような知識があると、この比婆山周辺の登山も奥が深いものになることは分かっていはいるが、この視界では拝む方向に何があるのかわからない状況であった。

道後山山頂にて

周囲の視界は悪いが、足元の草花は見えるので草花の種類を吉村さんと田中さんに教えてもらいながら16:00駐車場に到着。近くにキャンプ場があるので、いつものように美味しいキャンプで、初日は終了。

5月17日(日) 朝食を取り猫山登山口に移動。噂では景色も無いし面白くない山と聞いていたが、ここが今回のメインなのだニャン。装備を整え7:38登山口出発。ゲレンデ横の檜林の中を登って行く。

ゲレンデ横の檜林

標高900mあたりで西側へ大きくトラバースし、明瞭な尾根を登って行くルートが開拓されていた。途中、お堂があったのか木造の社が崩壊して地蔵さんが3体ある岩場があった。チムニーっぽいところは必ず入ってみる田中さんが嬉しそうに覗いていた。

チムニーはとりあえず確認 by田中

思った以上に急登の尾根を登り、9:05山頂到着。2等三角点があるが、周囲は確かに樹木で景色は見えない。とりあえず写真撮影をして、「猫山は双耳峰で、もう一つピークがあるので、そっちも行ってみよう。たぶん双耳峰なんで猫山。」とリーダーの吉村さんが言うのでもう一つの耳に行くことにした。

猫山の2等三角点

少し歩くと南側の樹木が開け、目の前には小奴可の町の風景が。田植え時期で水田が光って絶景であった。「景色いいじゃん!」みんなで歓喜をあげ、しばらく町や新緑の山の風景を堪能した。

猫山から見える小奴可の風景

ツゲが生い茂る踏み跡をたどり、9:25もう一つの耳に到着。ここからは比婆山も見える。行動食をかじりながらしばらく景色を楽しんだのち、下山開始。帰りはスキー場ゲレンデの中を下る。途中、3名の登山者とすれ違い、11:30登山口に到着。ちょうど昼時だったので備後落合で「おでんうどん」を食べて広島に帰る。

事前情報とうって変わり景色は綺麗で、けっこうな急登で登り甲斐もあり、面白い山であった。今回も新しい発見があり良い山行となりました。吉村リーダー、ありがとうございました。

猫山山頂にて

<コースタイム> 5/16 13:38道後山駐車場発 → 15:11 道後山山頂 → 16:00 道後山駐車場着 5/17 7:38猫山登山口発→ 9:05 猫山山頂 → 9:25 猫山のもう一つの耳 → 11:30 猫山登山口着

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