２０２０年４月２７日（月）晴れ

参加者：亀井（単独）

昨年8月の横山副会長が係の例会山行で天杉山を縦走した時には猛烈な笹薮漕ぎを強いられ、帰った後には背中に重症の笹かぶれを負って、ひどい目にあった。その後笹刈りが済んだとの情報と、11月に野田原ノ頭から高岳へ県境稜線を縦走した時、野田原ノ頭の笹が刈られていたので台所原から天杉山を越えて野田原ノ頭まで笹刈りがされているのを確信した。県境尾根を気持ちよく縦走したいのと、県境尾根から派生した尾根の先にある、頂上が笹原で気持ち良さそうな岩倉山に行ってみたくて再度天杉山に出かけた。

＜行動記録＞

一昨日から家内と一緒にヒュッテのメンテと布団のカバーとシーツの洗濯のために入り、昨日は内黒峠～十方山～水越峠～旧羅漢山～恐羅漢山と周回縦走した。今日は笹刈りがされている今がチャンスと思い天杉山の周回縦走と岩倉山のピストンに出かけた。

牛小屋ヒュッテから夏焼けのキビレを越えて一旦、中ノ甲林道に下り、少し林道を歩いてから森林作業道を経由して県境稜線に登った。県境稜線の縦走路は予想した通り、笹がきれいに刈り取られていて歩き易くなっている。昨年の夏とは大違いで嬉しくなる。笹刈りどうもご苦労様です。ありがとうございます。県境稜線を縦走して野田原ノ頭を越え天杉山に到着。薮漕ぎでないと時間的に随分と速いもんだ。

さらに快適な縦走路を気持ちよく歩き岩倉山分岐に至った。分岐点からは県境尾根から派生する尾根を辿って岩倉山のピストンに向かった。この尾根は笹刈りがされていなくて笹薮漕ぎになるが、足元にはしっかりとした道が有るので足で探しながら歩けば問題はない。亀井谷から登ってくる林道に下りるまでは笹薮漕ぎが続いた。林道の峠から岩倉山への登り道は笹が刈られていて登り易くなっていた。岩倉山の頂上付近は笹原で天杉山、恐羅漢山、広見山、安蔵寺山、春日山などが眺められて気持ちの良い場所だ。

ひとしきり眺めを堪能して再度県境稜線の分岐点に引き返した。この登り返しは気分的にも体力的にも結構辛いものがある。ようやく県境稜線に帰ってきて分岐のすぐ先の中ノ川山の頂上で昼食とした。昼食後は台所原に縦走し、最後は恐羅漢山に登り返した。今日の一番苦しい登りであった。いつもの恐羅漢頂上でゆっくりと景色を眺め立山スロープを経由して牛小屋高原ヒュッテに帰った。
今日の天候は昨日とは大違いで晴れて陽射しが温かく、気持ち良く歩いた。

＜コースタイム＞

ヒュッテ6:53～7:16夏焼のキビレ～7:47中ノ甲林道～7:59作業道入口～8:40野田原ノ頭～9:07天杉山9:15～9:47岩倉山分岐～10:24コル林道10:30～10:50岩倉山～12:08岩倉山分岐～12:13中ノ川山（昼食）12:40～13:00台所原～13:49恐羅漢山14:05～14:37ヒュッテ

＜コース図＞