No.3486 阿佐山 


吉岡 好英

月日 7月27~28日
<参加者>尾添、児島、神庭、平井、楳村
横川駅北口に集合し、芸北町大暮に向かう。今回は下山予定地の毛無山登山口に車を置き、20時30分頃、今日の宿泊地:ヒュッテ阿佐山へと暗い道を歩く。21時30分頃から宴が始まり日付が変わる頃、お開きとする。翌日の行動は暑さを避け、珍しく早い出発を告げる。(本音を言うと、どうせ歳?のせいか目覚めが早いので道連れにしたまでだが。)
5時15分起床。6時30分出発。今日のコースは佐々木新道から乳母御前峠(ホン峠)、天狗石山、阿佐山、毛無山へのコースをとる。約7時間のコースだ。佐々木新道のハッキリした登山道を歩くが、まだ早朝だというのに汗が滴り落ちる。今回は合宿のためのボッカということで、それぞれが課題を持った荷物を担いでいるが、新人は「なんじゃー、そのザックは」と言いたくなるようなパッキングである。峠で小休止の後、天狗石山へ進む。峠から頂上にかけてはブナの中の道なので気持ちが良い。頂上までは20分くらい。天気は良いがカスミのため遠望はきかない。ここからは標高1000mの稜線歩きだ。それにしてもクソ暑い。広島はもっと暑いだろう。クマ笹で覆われた登山道をキナイ原、三ツ石山、同形山(瑞穂スキー場)へと向かう。スキー場手前のブナ林の中で小休止。クマ笹茶の作り方講習会をする。暑いときに熱い茶を飲むのもいいもんだ。しばらくスキー場の中を歩き、再びクマ笹に覆われた登山道に入る。阿佐山は一気に登りきると頂上だが風も無いので、そのまま進む。阿佐山頂上から二十丁峠への緩い下りはブナ林の中で、心地よい風がときおり吹いてきて気持ちよい。二十丁峠で谷の小屋谷沿いの深山に下りる道を説明し、毛無山へと歩く。道はしっかりしているが、大きな尾根なので積雪期や視界の利かない時などは要注意だ。毛無山への最後の登り口で、今日初めての登山者を見かける。頂上でも二人の登山者を見る。頂上はブナに囲まれており、今回歩いたピークの中では一番好きな頂上だ。そよ風が吹いて気持ちいい。針葉樹の中の風と違って広葉樹に囲まれた中での風はホントに心地よい。12時40分、頂上を後にして長い下りにかかる。車を置いた毛無山登山口には50分の道のりだった。
ここで解散とし、それぞれ帰路につく。

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