No,3938 押上山  (係)武田


武田

月日:3月28日(日)
参加者:田部、横山、宮重(直)
<行動記録>
 田部さんの後(跡)を追いかけ、5年。初めて田部さんにお会いでき、感激の山行でした。しかし、前夜の暈がかかった月と雷雨との予報が田部さんとのニアミスを引き起こし、大変失礼なことをしてしまいました。
 大町バスターミナルには、宮重さんと私。「車で行くよ!」との横山さんと中央ゴルフ場の入り口で待ち合わせ、登り口の筒瀬小学校に移動。玖谷トンネルの右側から法面を上がり、イノシシよけの壊れたトタン柵から登っていく。急斜面の藪を薄いところを選んで登る。Aのポイントを見つけ、ほっとする。Fのポイントで向こうから男性が。先回の丸山城山といい、藪山を登る登山者に遇い、びっくり。安佐北区の山を20座登ったら表彰してくださるそうだ。少しきれいに伐採されている押上山頂で三角点を指さし記念写真。ここから北に下ったことも田部さんとのニアミスの原因となった。
 踏み跡と古い黄テープに従って伐採地の少し手前で左に下った。超急斜面を下り終えると、「くくり罠に注意!」との看板を見つけた。イノシシの罠にかからなくてよかった。車道を筒瀬小学校まで戻り、昼ご飯を食べていると、突然雨が降り出した。
 この雨が田部さんとの合流のきっかけとなった。田部さんは、朝、野登呂山に登られ、押上山に来られたそうである。私たちが車で筒瀬小学校まで車で移動した分だけ先行し、下山路を北に取ったことで、すれ違ってしまったのだ。山頂でも、伐採地でも、玖谷埋立処分場の駐車場でも、私たちを待っていてくださった。雨が降り出したのでトンネルで雨宿りをして、合流できないことを不思議に思われ、小学校正門に止めてあった車を思いだし、引き返されたそうだ。お会いできてよかった。
 転勤の荷物を取りに行く横山さんとは、ここで別れ、3人で阿武山を目指す。処分場の車道終点から左に山道に入り、鳥越峠に出る。急登に入る所に西廻りコースとの表示がある。前々から気になっていたとのこと。田部さんリクエストで長い長いトラバース道を行く。この西廻りコースは、眼下に処分場が見え、三角形の2辺を歩く長さもあり、飽きてくるが、田部さんから遠くに見える山の説明もあり、とても勉強になった。また、田部さんは、私たち以上に私たちがどの山をどのように登っていたかを覚えていてくださり、話に花が咲いた。450mで北西コースに合流し、直登して山頂に出た。
 山頂では、三角点を指さし、記念撮影。それまで愚図っていた空も晴れ、遠く山並みが見える。山や昔の山岳会のお話をしていただき、クッキー、ポカリスエットまでいただいた。
 下山は、北に、P534の手前から右に下り、上八木駅まで歩く。てっぽう下りの道は膝に響いた。私たちより一つ多く、野登呂山に登っていらっしゃるはずなのに、田部さんの健脚の秘訣は、何なのだろうか。ぜひ、今度伺ってみよう。
 あこがれの田部さんとご一緒できたとても楽しい山行でした。田部さん、ありがとうございました。そして、申し訳ありませんでした。
<コースタイム>11:00筒瀬小学校―押上山山頂11:35~50―筒瀬小学校12:25~13:10―鳥越峠13:40―阿武山14:40~55―上八木駅16:05 

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