8月27日例会 匹見沢登り


中島 聡

匹見沢登り(三の沢)
8月27日 (係)中島
参加者 池野 大前 高田 多賀谷(重) 武田  山本(文) 吉村 清水(会員外)
<行動記録>
 一部参加者からは、根強く前夜祭の要望もあったのだが、それは例会の一部にせず個人的にやっていただくこととした。係にも土曜の予定ってのがありますんで。まあ、なんにせよその結果として集合場所には時間をちょっとまわってから大前さん・清水さん・吉村さん・多賀谷さんがまとめてやってきた。集合場所にしたのは、191号線からまさに沢の方への入り口である旧登山学校跡である。看板もなく分かりにくいが、池野さんも高田君も一度は通り過ぎながら良く辿り着いてくれた。うれしいぞ。さて、今回は高田君が沢デビューだったり、池野さんと会員外の清水さんの実力を測りかねたりしたので、比較的難しくないと思われる三の沢に入渓することにした。
 僕も初めて入る沢だったが、この沢は沢デビュー者にもってこいだった。以下にその利点をあげる。1.中盤過ぎまで遊歩道が沢の脇につけられており、緊急時の脱出が容易である。2.滝も手頃で高巻も少なく直登が楽しめる。ワンポイントだが、人工も楽しめる。3.詰めにやぶが少ない。やぶと言うほどのこともないクマ笹を10分やそこらで縦走路である。むかつくシャクナゲなどない。やぶグレード1級下ってところか。 4.飛び出た縦走路から駐車場までまっすぐ下れ、下降も容易である。 ってなわけで、また数年したら新人の研修に使おうね。
 さて、行動記録。 191号線から三の沢沿いに数百メートル入ると駐車場がある。そこで身支度を調え、適当なルンゼ伝いに入渓する。9時出発。しばらくはのんきな沢歩きが続き、高田君がおろしたての沢靴の感触を確かめるのにちょうど良い。そのうちに、小龍頭の滝に出た。流水沿いは手が出ず、側壁は垂壁である。しかし、側壁には残置があるのでそれを利用して登ることができる。まずは、リッジを側壁下のテラスまで登り、登攀準備をする。壁のまん中にハーケン・ボルトが見える。あぶみがあると楽勝なんだが、匹見辺りの沢にそんなもの持ってくるわけもなく、スリングで代用だなーって思っていると、出てくるんですね、大前さんから多段あぶみが。いやー、ありがたい。大前さんの荷物はいつも大きくないのだが、「これがあると便利」ってものが必ず入っている。しかも、往々にしてビールもたくさん入っている。どうなってるんだ?あれは四次元ザックか?っま、なんにせよありがたくあぶみを使わせて頂いて垂壁を突破。上がったテラスから左上のボルトに導かれて壁を登りそうになるが、ここは水流沿い。ハーケンも水流の脇にあります。二番手以下はフリクションノットで上げる。まあ、総勢9人もいると時間がかかるけど長い沢じゃないのでじっくり楽しむ。係は滝の落ち口から高みの見物。武田さんの登攀はいつも危なげない。大前さんの連れの清水さんもなかなかの腕前。多賀谷さんのは、手に汗握るスリルショー。まあ、ラストを務めた山本さんが一番上手でしたね。なんか、沢登りじゃないみたいな登り方。さて、小龍頭から少し面白い滝を二つほど上がると大龍頭です。まだ11時半ってのに、ここでは遊歩道を上がってきたおじじ、おばばたちが大そうめん大会を繰り広げようとしていた。我々は足の踏み場もないじゃないですか。ゆえに、遊歩道から大龍頭を高巻き、沢に戻った所で我々は昼休みとした。
 ここから上は、沢沿いの遊歩道が付いていないため静かな沢登りが楽しめる。はっきり言って、遡行図に載っていなかった大龍頭から上流にはあまり期待していなかったのだが、実は上部が結構楽しかった。それなりの滝あり、ミニゴルジュあり、プチナメあり、渓相もなかなかきれいであった。水流が少なくなった二股を左に進路を取り、しばらくクマ笹の中を進むと縦走路に出た。装備を解き、靴を履き替えて駐車場に下ったら15:00前であった。新人込みの大勢でゆっくり楽しんだのに、普通の時間だったな。でも、溝手さん一人なら下山含めて2時間半かも?

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