6月16日 琴石山 


(係)福田

<参加者>
三好、久保(京)、山田(昌)夫妻、蔵下、久保(信)、辰巳、吉岡、福永、久松、楳村(会員外)

<行動記録>
広島発-岩国行きのJRにて第一の集合場所である宮島口へ向かう。天候は晴れ。梅雨入りだというのにここしばらくまとまった雨は降っていない。朝のうちから気温が高く、今日も暑い一日になるであろうと思われる。
宮島口に予定の8時よりも10分早めに着くと、すでに山田さんと会員外の奥様、蔵下さんが待っておられた。まもなく吉岡さん、初参加の楳村さんが到着。2台の車に分乗して一路柳井港へと向かう。こんなに朝からいい天気の日は海沿いのドライブが気持ちいい、と思いきや車内では雪崩に巻き込まれる話や、遭難救助の話などなぜか冬山の話で盛り上がる。そうこうしているうちに柳井港に到着し、係の福田さんと合流。こんな海辺のどこに山が??と思いつつ振り替えるとすぐ後ろには目指す琴石山がそびえたっていた。標高は545mだが、海をバックに見上げると実際にもずっと高そうに見える。柳井港駅で第2陣の到着を待ち、9:45三好さん、久保(京)さん、久保(信)さん、辰巳さん、福永さんと合流して登山口を目指して出発した。
10:20登山道入口に到着。ここから傾斜のかなり急な「アドベンチャーコース」とゆるやかだが距離の長いコースとに分かれる。久保(信)さん、辰巳さん、吉岡さん、福永さん、楳村さん、久松が前者のコースを取った。登りはすべて階段になっていて、ほぼまっすぐに山頂を目指すため、傾斜はきつい。20分ほど歩いたところで、先頭を行く吉岡さんが長いものに遭遇したため小休止。そこから10分ほど歩くと愛宕神社跡にでた。神社跡といっても石垣を残すのみであるが、紫陽花が周りを囲むにように咲いているのが美しい。11:05広い平地に出たので休憩がてら別ルート隊を待ってみる。どうやらこの平地までは車でも上がってこれるらしいので、体力のない人でも山頂に立つことはできそうだ。11:20別ルート隊は見えないので再出発。ここからはとにかく太陽が容赦なく背中から照り付けるので、恨みがましく後ろを振り向くと、眼下に広がる瀬戸内海が目に飛び込んできた。中腹からでも充分景色が楽しめる。これは山頂が楽しみだ。
11:45琴石山の山頂に到着。思ったとおり眺望はすばらしく、柳井港から海をはさんで周防大島を始めとする瀬戸の島々が見渡せる。30分後に別ルート隊の三好さん、蔵下さん、久保(京)さん、福田さん、山田さん夫妻が到着。ちょうどよく2本の木が木陰を作っていたのでその下で昼食をとる。
13:00記念撮影の後、三ヶ嶽へ向けて出発。実はこの縦走ルートは工事中。道幅は広げられ、下から運ばれてきた砂利が敷き詰められ、両側には桜やもみじが等間隔に植林してある。立派な遊歩道ができあがるのであろうが、マウンテンバイクでも走れそうなほどきれいに整備されているのがなんとなくもったいない気もしないではない。13:35いったん車道に出たところで休憩を取り、山田さん夫妻は先に下山された。
13:50再出発し、14:15には三ヶ嶽(487m)山頂に到着。三ヶ嶽という名前のとおり、そこから10分ごとに中ヶ嶽、西ヶ嶽と全部で三つのピークがある。この縦走路は白い岩がごつごつしていているが、やはり整備されているところを歩くよりかは面白い。そのまま徐々に下って行くと、2㎞先に大師山(473m)がある。山頂から下山ルートにかけては、それはものすごい数のお地蔵様が並んでおり、両側から私たちを見守ってくれている。ありがたい山のようだ。一番後回しにしてごめんなさい。15:40ふもとのお寺に到着。境内には手押しポンプの井戸があったので、喉が渇いた私は喜び勇んでコップに汲むと茶色いものが沈んでいる。ポンプのさびのようで、飲んでみるとやはり鉄の味がした。疲れた体にはミネラル補給もいいだろう。
ふもとから歩いて16:05に柳井駅に到着。下山組とも合流し、JRで一駅となりの柳井港駅まで行き解散。
山口県の山を案内していただける機会は少なく、またご一緒させていただいた方々も会員名簿の始めのほうにお名前があるベテランメンバーばかりだったので、大変貴重な体験となりました。係の福田さんありがとうございました。(記:久松)

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