阿佐山 2004.6.20


吉岡 好英

<参加者>金本、武田、宮重(直)、福永
 19日19時、大型の台風6号を気にしながら宮重、武田を大町でpick upして芸北町大暮へ。先に行って待っている福永と落ち合い、ヒュッテ阿佐山に向かう。日付が変わる前に二階と一階に分かれて寝る。
20日 7:30、久しぶりに例会参加の金本が来る。恐羅漢以外の地域では10数年ぶりだそうだ。車を天狗石山無線中継所登山口に移動して、出発準備をする。曇っているが雨は降りそうにない。風は強そうだ。台風の接近が気になり、今日のコースは毛無山を外して、二十丁峠から下山を決めて8時出発。天狗石山荘裏の杉林は伐採されていると聞いていたが、重機が入り道路?ができているではないか。そのぬかるんだ道を20分くらい上ると、やっと従来の登山道となる。蒸し暑い中だが緑の木々の間を歩くのは気持ちいい。乳母御前峠で一休みして、ブナ林の中の登山道を上がる。風がでて、蒸し暑さを吹き飛ばしてくれる。天狗石山の上は強風が吹き荒れている。頂上ではオオヤマレンゲが見られる。台風の影響だろうか? 記念写真を撮り、先を急ぐ。下り始めてまもなく、吉岡は危うくマムシを踏みつけるところだった。蛇嫌いの係りは大きな悲鳴を上げたのは言うまでもない。ヤバー。金ちゃんに除けてもらい、走って通り過ぎる。無線中継所は強風で不気味な音をあげている。キナイ原の無線中継所は工事中なのか、アンテナ塔は無くなっている。相変わらず風は強いが、雨の心配はなさそうだ。時折、日差しも出てきた。ところどころ熊笹に覆われた登山道を進むと、三石山手前付近はぬかるんでいる。こんな場所を予想して、長靴をはいて来たが、遠慮なく歩けるので良い。広島県側はヒノキが島根県側は杉の木が植林している、などど話しながら歩いているとスキー場に到着。日差しと強風を避けて、リフト終点駅で昼食とする。
ふたたび強風の中、阿佐山へ向かう。スキー場から、再び登山道に入るが、ここも熊笹に覆われているところが多い。30分くらいで阿佐山頂上へ到着。頂上は見晴らしが悪くなっており、早々に下山。なぜか風が弱まっており、二十丁峠から毛無山へ行くよう提案するが、皆さんは台風を気にしている係りに、コース短縮を付き合ってくれる。
谷の小屋谷を下る途中、コアジサイを見つけ写真を撮る。沢を渡るとき武田さんはふらつき、小さな枯れ枝をつかむが、あっさりと折れ転げる。ゴツンと音がしたので心配したが、大したことはなさそうだ。13:20、出発地点に帰ったときは、あの風は何だったの?というくらい天気は回復していた。まだ通ったことのない皆のために大規模林道経由で細見に抜ける。途中からの毛無山、阿佐山の展望はすばらしい。
温井ダムに寄って帰りました。

登山口(8:00)—(8:40)乳母御前峠(8:50)—(9:05)天狗石山(9:15)—(10:46)西ドウゲン:スキー場(11:25)—(11:55)阿佐山ー(12:18)二十丁峠—(13:20)出発地
全行程 11.8km

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